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商船三井/バラスト水処理条約発効に先立った環境保全への取り組み

グリーン物流(環境) 2023.06.17

「バラスト水生物検査装置と同装置用濃縮装置」のバリシップ共同出展のお知らせ 
~バラスト水処理条約発効に先立った環境保全への取り組み~

株式会社商船三井
商船三井テクノトレード株式会社
MOLエンジニアリング株式会社
株式会社サタケ

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)のグループ会社である商船三井テクノトレード(株)(社長:青砥修吾、本社:東京都中央区)は、(株)サタケ(社長:佐竹利子、本社:広島県東広島市)と5月25日から今治で開催されるバリシップに共同出展をします。

(株)サタケが設計・開発した「バラスト水生物検査装置(VOA1000)」は、船舶から排出されるバラスト水が今年9月8日に発行するバラスト水管理条約のD-2基準に適合しているか否かを船上にて簡易且つ迅速に測定できる装置となっています。

本装置の分析方法は、2015年5月のIMO第68回海洋環境保護委員会(MEPC68)にて、試行期間中に実施可能な簡易分析方法の一つとして正式に承認され、ガイダンス(BWM.2/Circ42/Rev.1)に追加された「Pulse counting FDA法」を採用。
本装置1台にてLサイズ(最小径50μm以上)、Sサイズ(最小径10μm以上50μm未満)、それぞれの生物を100mL当たりに1個体から検出することが出来る高精度の装置となっています。その性能を客観的に評価するため、日本海事協会(Class NK)立ち合いの下で性能確認試験を実施し、第三者事実証明書を受領しました。

また、MOLエンジニアリング(株)(社長:宮井修二、本社・東京都港区)と共同開発したLサイズ生物の測定に不可欠な可搬型濃縮装置(VOS01SP)も参考展示致します。

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