ヒガシトゥエンティワン/売上高は前年比7・2%増、経常利益は前年比4・1%減(平成29年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))
平成29年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
29年3月期 19,443 7.2 670 △5.8 700 △4.1 536 163.6
28年3月期 18,137 - 711 - 730 - 203 -
(注) 包括利益 29年3月期 554百万円( 195.4%) 28年3月期 187百万円( -%)
(略)
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向を背景に、景気は緩やかな回復基調とな りましたが、米国大統領選挙や英国のEU離脱問題、中国をはじめとするアジア新興国の経済動向等、世界経済の不 確実性により、先行き不透明な状況が続いております。 物流業界においては、人件費の上昇、価格競争の激化等依然として厳しい状態が続いております。 このような状況の中、当社グループにおいては、新規顧客の積極的な開拓及び既存顧客への深耕拡大に努めるとと もに、内部管理体制の一層の充実やコスト削減努力並びに安全対策にも注力してまいりました。 当連結会計年度の業績につきましては、売上高は194億43百万円(前年同期比7.2%増)と増収でしたが、大口得意 先の経営状態の悪化に伴う貸倒引当金繰入35百万円を計上したため、営業利益は6億70百万円(同5.8%減)、経常利 益は7億円(同4.1%減)となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益については、土地売却に伴う固定資産売却益の特別利益64百万円を計上し たため、5億36百万円(同163.6%増)となりました。
セグメントの業績は以下の通りです。
① 運送事業
当事業につきましては、売上高は132億31百万円(前年同期比4.4%増)となり、セグメント利益は10億78百万円 (同2.2%減)となりました。これは主に子会社の本社移転費用が一時的に発生したことによるものです。
② 倉庫事業
当事業につきましては、売上高は40億4百万円(前年同期比21.6%増)となり、セグメント利益は6億14百万円 (同13.6%増)となりました。これは新規案件の獲得や既存顧客の売上が増加したことによるものです。
③ 商品販売事業
当事業につきましては、売上高8億89百万円(前年同期比9.2%減)となり、セグメント利益は19百万円(同31.4 %減)となりました。これは主に中古PC販売が減少したことによるものです。
④ ウエルフェア事業
当事業につきましては、売上高7億12百万円(前年同期比26.9%増)となり、セグメント利益は9百万円(同84.1 %増)となりました。これは主に福祉用具レンタル事業の売上が増加したことによるものです。
⑤ その他
当事業につきましては、売上高6億6百万円(前年同期比4.3%減)となり、セグメント利益は66百万円(同186.6 %増)となりました。これは主にビル内デリバリー事業の効率化及び駐車場事業における稼働率の向上等により利益 が増加したことによるものです。
(略)