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大運/ 経常利益は前年比52・1%増(平成29年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

単位・百万円  

      売上高   営業利益 経常利益 当期純利益

29年3月期 6,534 3.5   106 26.9  201 52.1  264 58.7

28年3月期 6,316 △5.1  84 410.5  132 103.9  166 50.5

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当期のわが国経済は、個人消費の伸び悩みはあるものの、企業業績や雇用環境の改善がみられ、穏やかな回復基 調にあります。中国や新興国の経済成長の鈍化、米国の政権交代による政策の不確実性、EU離脱問題など不安要 因はあるものの、全体として緩やかな成長となっております。 当業界におきましては、規制緩和と荷主メーカー等の物流コスト見直しによる低価格化競争が一段落し、取引採 算の改善を検討しつつある状況にあります。 このような状況の中、当社におきましては、引き続き取引採算の確保、経費の削減に取り組んでまいりました。 当期における当社の業績は、第3四半期以降営業収入が回復し、比較的取引採算の良好な業者からの受注も堅調 で、増収増益となりました。 貸主都合による本社移転に伴う移転費用の計上があったものの、それを上回る受取補償金36,000千円の計上もあ りました。 なお、特別利益114,167千円を計上しておりますが、その内訳は、投資有価証券売却益106,959千円、固定資産売 却益7,207千円となっております。 以上の結果、当期における営業収入は前期比+218,245千円(+3.5%)の6,534,350千円となりました。営業利益は 前期比+22,648千円(+26.9%)の106,840千円となりました。経常利益は前期比+69,153千円(+52.1%)の201,954千 円となりました。当期純利益は前期比+97,693千円(+58.7%)の264,180千円となりました。 資本準備金及び利益準備金の額の減少並びに剰余金の処分により繰越欠損を解消したこと、当初予想を大幅に上 回る当期純利益を計上し、利益剰余金による配当原資を確保できることから、当期末の1株当たりの配当を1円と することといたしました。 各セグメントの業績の状況は次の通りであります。

①港湾運送事業

当社の主要セグメントである当セグメントにおきましては、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を 除く)は、前期比+204,357千円(+3.4%)の6,299,264千円で、全セグメントの96.4%を占めております。 経費削減等の影響で、セグメント利益(営業利益)は、前期比+41,453千円(+9.4%)の481,140千円となりまし た。

②自動車運送事業

当セグメントにおきましては、取引採算悪化傾向にあります。 この結果、営業収入は、前期比+14,535千円(+6.8%)の229,021千円で、全セグメントの3.5%を占めております。 セグメント損失(営業損失)は、前期比10,744千円拡大し、48,122千円となりました。

③その他

当セグメントにおきましては、引き続き、海上保険収入が伸び悩みました。 この結果、営業収入は、前期比△647千円(△9.6%)の6,064千円で、全セグメントの0.1%を占めております。 セグメント利益(営業利益)は、前期比△670千円(△10.1%)の5,938千円となりました。

(略)

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