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日本通運/2016年度の内航海上輸送サービス取扱い実績は12フィートコンテナ数で前年比3・88%減、トレーラ台数は前年比1・08%増

物流全般 2023.06.17

2016年度の内航海上輸送サービス取扱い実績について

日本通運株式会社(社長:渡邉健二)は、2016年度の内航海上輸送サービス取扱い実績をとりまとめました。

  実績 前同 対前同
12フィートコンテナ数 158,614個 165,017個 ▲3.88%
トレーラ台数 55,489台 54,891台 1.08%
12フィートコンテナ換算個数 325,081個 329,690個 ▲1.40%

※トレーラ1台でコンテナ3個換算

◇ 概 況

  • 全体【積載率 91.1%】
    2016年度は4月発生の熊本地震、8月発生の北海道上陸台風の影響により両航路共に厳しい運用を余儀なくされました。
    北海道航路では、東京発は一部飲料メーカーの海上シフトの追い風もあり微増ではありますが前年実績を上回っております。北海道発では、前年の収穫が順調に推移したことから、道東地区からの砂糖出荷が好調な荷動きになりました。一方メインポートの苫小牧では製紙メーカーの生産量減に伴う影響と収穫時期の農産物が台風により影響を受け、年間で前年から5,000個落ち込んだ状況になっております。北海道上陸台風によりJRが輸送障害となり昨年9月~12月については釧路~八戸間の499船舶による代行輸送と合せて、釧路~東京間で弊社「ひまわり」によるJRコンテナ代行輸送も実施いたしました。
    九州航路では、期の初めの熊本地震の影響で特に博多港で大手荷主の発送が大きく落ち込みましたが、年間を通じてほぼ前年並みの発送数量は確保できました。
    荷主動向は、飲料メーカーが好調に推移していることと、年々トレーラ化が進み微増でありますが対前年増となっております。
    昨年度は、博多~境港間でトライアル実証輸送も実施しておりますが、今後は九州エリアの新たなモーダルシフトの受皿となり得る地域の見極めも視野に入れ展開し、お客様への総合提案での拡販に繋げていく所存であります。
  • 航路別実績
    1. 「北海道~東京~大阪航路」【航路積載率 91.1%】 ≪117,147個、27,511台≫
    2. 「東京~九州・瀬戸内航路」 【航路積載率 91.1%】 ≪ 41,467個、27,978台≫

◇2017年度内航海上輸送目標個数 :333,200個(対前年+2.5%)

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