日本通運/2016年度の鉄道コンテナ取扱い実績は前年比1%減 物流全般 2023.06.17 2016年度の鉄道コンテナ取扱い実績について 2017年5月 2日 日本通運株式会社(社長:渡邉健二)は、2016年度の鉄道コンテナ取扱い実績を取りまとめました。 実績 前同 伸長率 鉄道コンテナ取扱個数 1,904,333個 1,923,849個 ▲1.0% ◇概 況 2016年度の取扱個数実績は1,904,333個、前年比99.0%となりました。 上半期は、熊本地震や相次ぐ自然災害の影響もあり、取扱個数は912,475個、前年比▲2.5%となりましたが、下半期は、トヨタ自動車様の部品専用列車の増発や、アサヒビール様とキリンビール様の共同配送輸送が開始されたことにより、取扱個数991,858個、前年比0.4%となりました。 品目別では、自動車関連貨物が増送となった他、化学工業品が前年を上回りました。また、トラックドライバー不足を背景に、清涼飲料水や食料工業品も堅調に推移しました。一方、8月末に発生した台風10号の影響を主因とする生野菜や、生産量が減少となった紙・パルプ等が減送となりました。 今後も、トラックドライバー不足や労働時間管理の厳格化等、社会環境の変化に伴うモーダルシフトのフォローの風を十分に受け止め、拡販に繋げて参ります。加えて、鉄道コンテナ輸送だけに固執することなく、他モードとの組み合わせによるモーダルシフトも推進して参ります。また、鉄道コンテナ輸送をご利用いただくお客様の利便性をより高めるため、当社独自のお客様支援システムである「鉄道コンテナNAVI」の機能を新たに追加しました。お客様へ「鉄道コンテナNAVI」の更なる利用促進を図り、他業者との差別化を打ち出すツールとして多様なサービスを提供いたします。 これからもお客様への高品質な鉄道輸送サービスを提供し、様々な要望にお応えできるよう 努めてまいります。 ◇2017年度鉄道コンテナ取扱目標個数 :200万個(対前年+5.0%)