三菱製鋼/生産の合理化に向け新日鐵住金との合弁企業、三菱製鋼室蘭特殊鋼を設立 SCM・製造拠点 2023.06.17 三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社の合弁事業に関するお知らせ 当社は,平成4年に新日鐵住金株式会社(以下「新日鐵住金」という)等との間で生産の合理化,生産設備の効率的な活用等を目的に三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社(以下「MSR」という)を設立し,同社を事業主体とした特殊鋼製造に関する合弁事業を運営してまいりました。 この合弁事業に関し,先般,当社は特殊鋼鋼材事業の基盤強化に向けたMSRにおける生産体制のさらなる効率化と最適化を図ることを目的として,MSRが新日鐵住金から製造受託するMSR保有の高品位の大断面ブルーム連続鋳造機と分塊圧延機を活用した特殊鋼鋼片の数量増加等を内容とする合弁事業深化について,新日鐵住金と合意に至りましたのでお知らせいたします。 なお,当社は引き続きMSR取締役社長を派遣し,MSRの親会社として同社を運営,管理致しますが,MSRにおける新日鐵住金からの特殊鋼鋼片の受託生産数量が増加することから,MSRに対する新日鐵住金の出資比率の引上げを行う予定です。 今後,当社は本合弁事業の深化を含めて,中期計画でのMSR戦略投資における品質向上・コストダウン効果を一層拡大し,さらなる競争力の向上に努めてまいります。 【今後のスケジュール】 平成29年10月(予定) MSRに対する出資比率の変更 同年10月以降順次 MSRにおける新日鐵住金からの製造受託数量増加 (本格的には平成33年度以降) 以上