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宇部エクシモ/『ツインコーン』のトラックボード向けの販売が増加

物流関連商品 2023.06.17

『ツインコーン(R)』のトラックボード向けの販売増加について

 

 宇部エクシモ株式会社(社長:小塚健次)の販売する独自開発4層構造のポリプロピレン製中空構造板「ツインコーン(R)」のトラックボード向けの販売が増加している。

 4層中空構造板「ツインコーン(R)」は、軽量、かつ剛性に優れ、大型のコンテナボックス、長尺ケース、各種天板、ラインパレット、間紙等で採用されており、近年、トラックボード用途での採用も拡大している。

 トラックボードは、トラック輸送時の製品同士の擦れや接触を防ぎ、荷崩れを防止する仕切板で、従来、合板が多く使われていた。「ツインコーン(R)」は合板に比べ、軽量かつ耐水性があり、繰り返し使用できるという利点がある。また、木屑、ささくれがなく、帯電防止効果によりゴミやホコリもつきにくく、衛生的であり、さらにエッジ部をシール加工することも可能で、異物混入を嫌う食品・飲料・医薬品業界からの引き合いも増えてきている。サイズは最大 1250mm×2500mm、厚みも 20mm 厚まで対応でき、荷物に合わせた最適なサイズでの提供が可能である。また独自の中空ハニカム構造の採用により、同種のプラスチックボードと比べ、軽量でありながら、長尺板でも十分な剛性を確保し、荷崩れ防止に最適である。

 近年、物流業界ではドライバーの就労環境の改善が課題となっているが、「ツインコーン(R)」は軽量であり、女性や高齢のドライバーにも、扱い易く、作業効率のアップが期待できる。これらを背景にトラックボード用途として、引き合いが増加している。

 2017 年度はトラックボード用途で1億円の売上を目指す。

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