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新明和工業/テールゲートリフタ「すいちょくゲート」のリフト能力「600kg」「800kg」サイズの新モデルを発売

物流関連商品 2023.06.17

テールゲートリフタ「すいちょくゲート®」のリフト能力「600kg」「800kg」サイズの新モデルを発売

- テールゲートの全溶接により防錆力を向上したほか、パワーユニットをクロスメンバーに収納したことによる利便性向上 -

新明和工業株式会社(取締役社長 五十川 龍之)はテールゲートリフタ「すいちょくゲート®」のリフト能力「600kg」及び「800kg」サイズの新モデルを5月1日に発売します。

これまでは断続溶接を行っていたテールゲートを、新モデルでは全てのサイズのテールゲートにおいて全溶接を採用したことにより、防錆力が大幅に向上しました。また、テールゲートの接地面に専用クッションゴムを設けることで、接地時の衝突音とテールゲートへの衝撃を低減させました。

このほか、これまではテールゲート本体から独立していたパワーユニット(動力源となる油圧発生装置)を、クロスメンバーの中に収納したことで、空いたスペースへの工具箱やステップ等の取付自由度が高まりました。

テールゲートリフタのトップメーカーである当社は、製品性能、品質の更なる向上及びニーズに適した製品ラインアップを図ることで、お客さまにとってより価値のある製品の提供に努めてまいります。

すいちょくゲート®

なお、リフト能力「1000kg」サイズの「かくのうゲート®」についても4月より新モデルを販売しております。

1.特長

(1) テールゲートの防錆力の向上

  • 全てのサイズにおいて全溶接を採用。従来の断続溶接では長期間の使用において溶接の間から錆汁が発生することがありましたが、全溶接では錆の発生が抑えられるため長期間にわたり安心してお使いいただけます。
  • テールゲートの接地面に専用クッションゴムを採用することでテールゲートの接地時の衝突音低減とともに、接地する側(道路,床等)を傷つけないように配慮しています。また、テールゲート側も傷がつきにくくなることから錆の発生が抑えられます。

(2) 利便性の向上

  • パワーユニットをクロスメンバーの中に入れたことによって、これまでのパワーユニットの取付位置である車両左舷側の後方にスペースが空き、ステップや工具箱等の追加取付が可能です。

(3) 架装性の向上

  • パワーユニットをクロスメンバー内に収納したことで架装時にパワーユニットの取り付けが不要になりました。
  • テールランプの取り付けは、車体メーカー各社のテールランプ用の部品を使ってボルトでの取り付けができるようにしました。 これによって架装時に視認角等の法規を守りながら位置合わせする作業が不要となります。

(4) メンテナンス性の向上

  • クロスメンバー内に収納したパワーユニットはクロスメンバーから取り外すことなく簡単に引き出すことができ、作動油交換やバルブ交換が容易に行えます。
パワーユニットを引き出した状態

パワーユニットを引き出した状態

2.主要諸元

架装型式 RE06-1030 RE08-1030
昇降能力 600kg 800kg
適応シャシ 1.5~4.5t級 2~4.5t級
適応床面地上高 690~1200mm
ゲート長 830mm(STD) 1000mm(STD)
ゲート幅 1580~2370mm
ゲート材質 SS400(縞鋼板)
昇降時間 5~15秒
昇降機構 油圧シリンダー+ワイヤー
動力装置 パワーユニット+車両バッテリー
電源電圧 DC12V,DC24V

3.受注開始時期

2017年5月1日

4.販売価格〔シャシを除く完成車価格〕

※本体、取付け費込み、税抜き
①509千円~ (2t車級 RE06-1133 ゲートサイズ1580×830)
②669千円~ (2t車級 RE08-1133 ゲートサイズ1580×1000)

5.販売目標

3,200台(2017年度 RE06及びRE08)

6.主な用途

プロパンガス運搬、一般配送、廃棄物収集運搬

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