国土交通省/『三陸沿岸道路 仙台~石巻間 4車線』開通後のストック効果を公表 物流全般 2023.06.17 『三陸沿岸道路 仙台~石巻間 4車線』開通後のストック効果※及び交通量について ~矢本石巻道路・仙塩道路のストック効果※~ ※ストック効果:整備された社会資本が機能することによって、継続的かつ中長期的に得られる効果 平成29年4月12日国土交通省仙台河川国道事務所東日本高速道路株式会社仙台工事事務所 三陸沿岸道路矢本石巻道路の石巻女川IC及び4車線化(鳴瀬奥松島IC~石巻女川IC)が平成27年10月4日に、仙塩道路の多賀城IC及び4車線化(仙台港北IC~利府中IC)が平成28年3月27日にそれぞれ開通しました。 今回、開通後のストック効果をとりまとめましたのでお知らせします。 なお、3月30日に完成しました石巻女川IC~桃生豊里ICの4車線拡幅事業については現在調査中であり、後日、改めてお知らせいたします。 開通後のストック効果 矢本石巻道路・仙塩道路(三陸沿岸道路)の慢性的な混雑が解消【PDF:698KB】 平均所要時間が、矢本石巻道路、仙塩道路あわせて11分短縮 平均速度が大幅(50km/h以上)に向上し、混雑が解消 宅配荷物等の配送時間の定時性が向上し、顧客サービス向上に寄与【PDF:649KB】 石巻~仙台間の配送時間の短縮と時間信頼性の向上により、集荷時間を遅くすることが可能になり、顧客ニーズに対応 病院アクセスが向上(所要時間短縮等により遠方からの通院が便利に)【PDF:883KB】 所要時間の短縮により、遠方の東松島市・登米市からの外来患者数が、開通前から約700人(約2割)増加 高速バスの定時運行が向上、人件費等の縮減にも貢献【PDF:944KB】 4車線開通後は高速バスのダイヤ改正を行い、遅延がほぼ解消(平日朝夕ピーク) ドライバー拘束時間の縮減に寄与