シーアールイー/物流施設「ロジスクエア春日部」開発に着手 物流不動産・施設 2023.06.17 物流施設「ロジスクエア春日部」開発に着手 株式会社シーアールイー(代表取締役社長/山下修平 本社/東京都港区)は、2017 年 3 月 30 日、埼玉県春日部市において、複数の地権者より開発用地を取得し、物流施設「ロジスクエア春 日部」の開発に着手しましたので、お知らせいたします。2018 年 6 月の竣工に向け、開発プロ ジェクトを始動しております。 記 ■開発プロジェクト概要 施設名称 : ロジスクエア春日部 所 在 地 : 埼玉県春日部市永沼 敷地面積 : 13,662.13 ㎡(4,132.79 坪) 主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫) 建物構造 : RC+S造 地上 3 階建て 延ベ面積 : 22,187.34 ㎡(6,711.67 坪)(予定) 着 工 : 2017 年 6 月(予定) 竣 工 : 2018 年 6 月(予定) ■開発予定地 「ロジスクエア春日部」の開発予定地は、主要幹線道路である国道 16 号線と国道 4 号線(越 谷春日部バイパス)に程近く、両国道の交差部分である「庄和」インターチェンジより約 1.8km に位置しております。また、接道する都市計画道路藤塚米島線(幅員 16m)の全線開通により、 国道 4 号線へのアクセスも問題なく、物流施設としてのロケーションは良好です。 本開発予定地は市街化調整区域内に立地しておりますが、春日部市が定めた条例により賃貸用 物流施設の開発が可能であり、倉庫業法に基づく営業倉庫登録も可能です。 ■施設計画概要 「ロジスクエア春日部」は 13,662.13 ㎡の敷地に地上 3 階建て、計画延べ面積 22.187.34 ㎡の 物流施設として開発する予定で、2017 年 4 月上旬より開発許可に基づく開発工事に着手し、本 体工事は 2017 年 6 月に着工、2018 年 6 月の竣工を予定しております。 施設のマスタープランとしては、ワンフロアが約 2,180 坪の 3 階建てで、1 階のトラックバー スを北側・東側の 2 面に、計 26 台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使 用にも対応が可能となっております。また、場内出入口は入口専用、出口専用の計 2 ヵ所のゲー トを設け、敷地内車両動線をワンウェイにすることにより、トラック車両の輻輳による渋滞や接 触事故の防止に配慮しております。 倉庫部分の基本スペックとして、平均照度 300 ルクス以上、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは各 階 6.0m 以上を予定しております。倉庫内の防火区画壁には断熱性・耐震性・美観に優れ、倉庫 業法で定められた壁強度を有する耐火断熱パネルを採用し、ブレース(筋交い)や間柱を無くす 事で保管効率を高める計画となっています。また、各階に2か所の将来コンベア貫通用床開口を 想定した構造設計を採用する事により、テナント入居時の各階に跨った縦搬送マテハン設備の設 置を可能とするなど、テナントのイニシャルコストに配慮し、あらゆる庫内レイアウトの設定に も幅広く対応することが可能です。 昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t、45m/min)を 4 基、垂直搬送機 1 基(将来対応 3 基)を計画し、階層間の上下搬送に伴う時間的なロスを抑え、効率的な入出荷オ ペレーションを実現させ、様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設計画となっておりま す。 ■株式会社シーアールイー 当社は、現在、物流不動産を中心に約 1,490 物件、約 125 万坪(約 410 万㎡)※1 の不動産の管 理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス 領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プ ロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。 物流不動産開発においては、現在、物流施設 8 物件、延べ面積約 52,300 坪(約 173,000 ㎡) の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーショ ンシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足さ せた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してまいり ます。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウを 開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、首都圏 は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針です。 (※1 2017 年 1 月末時点)