日本貨物鉄道/2月の室蘭線 北入江信号場における列車脱線事故の概況を報告 物流全般 2023.06.17 室蘭線 北入江信号場における列車脱線事故について 平成29年2月23日に室蘭線 北入江信号場構内で発生しました貨物列車脱線事故につきま して、JR北海道ならびに当社をご利用頂いているお客様、及び関係の皆様に多大な御迷惑をお掛 けしましたことを、深くお詫び申し上げます。なお現在、原因は調査中ですが、脱線事故の概況は 以下のとおりです。 1.発生日時・場所 平成29年2月23日(木) 3時59分頃 室蘭線 北入江信号場構内(長万部起点 44k322m) 2.列 車 高速貨第3055列車 (隅田川駅発 札幌貨物ターミナル駅行) 19両編成(機関車1両、無動力回送機関車1両、コンテナ貨車17両) 3.脱線車両 DF200-8号機(先頭機関車) 4.概 況 第3055列車運転士は、23日3時59分頃北入江信号場構内を走行中、異音を感知した ため、列車を停車させて確認したところ、けん引機関車の後部2軸(5・6軸)が進行方向右 側に脱線しているのを発見しました。 5.運転再開 翌24日17時01分 6.運休本数 旅客列車:84本 貨物列車:56本 7.車両の状況について (1)当該機関車の後部台車2軸が進行方向右側に約93~458mm脱線していました。なお 後部の無動力機関車及びコンテナ貨車は脱線しておりません。 (2)台車から車体に牽引力を伝達するZ形牽引リンク装置が破損していることが判明しました。 (3)車体中心ピンとZ形牽引リンクを締 結している六角ボルト(M22×60)2個、 押エ金、すり板及び回り止メが落失し ておりましたが、礼文~豊浦駅間にお いて六角ボルト1個を除き発見されま した。なお現時点(15日12時現在) 残りの六角ボルト1個は発見されてい ません。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 室蘭線 北入江信号場における列車脱線事故について