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兼松/越境ECサイト『SAKE NETWORK』で清酒輸出事業開始

通販物流 2023.06.17

兼松、越境ECサイト『SAKE NETWORK』で清酒輸出事業開始

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2017年3月1日


兼松株式会社(以下「兼松」)は、2017年3月1日より、株式会社MONSTER DIVE(以下「モンスターダイブ」)と共同でB to B 越境ECサイト『
SAKE NETWORK』を立ち上げ、清酒の輸出事業を開始します。

兼松が海外バイヤーへのマーケティング、国内酒蔵との協業並びに商品流通を担い、モンスターダイブが サイト構築並びに同社の得意とするウェブメディア機能を駆使したコンテンツ制作を行います。

実質20年連続マイナス成長が続いている国内清酒市場に対して、清酒輸出市場は毎年順調に拡大し、2016年の輸出数量は前年対比108%に増加、155億円規模の市場となっております。海外での日本食普及などにより、清酒輸出市場は今後も更なる成長が見込まれます。

一方、昨今は世界的に日本食レストラン数が増加しているものの、清酒の価格はまだ高く、入手も大都市に限られているため、清酒の普及は十分とは言えないのが現状です。清酒への正しい理解が得られていない事もその理由のひとつと考えられます。

越境ECであるSAKE NETWORKでは、自前での輸出が困難な酒蔵や輸出販路を拡大したい酒蔵の清酒を、プラットフォーム上で海外バイヤーと売買し、兼松の持つ物流・海外流通チャネルに乗せて、大都市のみならず地方都市へも清酒を配送します。まずは欧州市場への輸出から開始し、次いで米国、アジア等へ販路を拡大する予定です。

また、SAKE NETWORKのプラットフォームは、海外の料飲店などが清酒を直接購入することで中間マージンが排除され、且つ商社の物流機能を活用することで、清酒が求めやすい価格となります。さらにSAKE NETWORKを通して正しい日本酒知識の啓蒙を行っていくことで、清酒の飲用シーンを増やし、清酒の普及を促進します。

兼松の食品部門として、従来強みのある食品原料の輸入ビジネスに加え、今回の越境ECによる食品輸出 ビジネスを契機に、海外市場への進出もこれまで以上に拡大して参ります。

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