三井化学/タイで通気性フィルム製造設備の本格稼働を開始 SCM・製造拠点 2023.06.17 タイにおける通気性フィルム製造設備の本格稼働開始について- 高品質な衛生材料需要拡大に対応するため通気性フィルム事業を強化・拡大 - 2017年2月28日三井化学株式会社 三井化学株式会社(代表取締役社長:淡輪敏)は、東・東南アジアでの衛生材料需要拡大に対応するため、タイで紙おむつ向け不織布・通気性フィルムを製造・販売しているMitsui Hygiene Materials (Thailand) Co., Ltd. (社長:草野和也、以下MHM)において、通気性フィルム製造設備の増設を進めておりましたが、この度、新規設備の本格稼働を開始しましたので、お知らせ致します。 設備増強の概要 対象製品 紙おむつ向け通気性フィルム(商品名:エスポアール®) 増設能力 4,200トン / 年(生産能力:増設前6,700トン / 年 → 増設後10,900トン / 年) 営業運転開始 2017年2月 当社は、ヘルスケア事業をモビリティ、フード&パッケージングとともに成長分野として育成するべく、さらなる拡大を目指しています。ヘルスケア事業の一つである衛生材料は、紙おむつメーカーの海外展開に対応して、東・東南アジアで、高品質な衛生材料を供給し事業拡大を図っています。子供用紙おむつ市場では、日本製プレミアム紙おむつの拡大、及び東南アジアでの紙おむつの普及率の向上により、引き続き高い成長が見込まれています。当社通気性フィルムは、プレミアム紙おむつに求められるフィルム性能と印刷特性に優れており、東・東南アジア市場の紙おむつメーカーから強い信頼を得ています。今後更なる通気性フィルムの需要増に対応すべく、高い品質・コスト競争力を有する通気性フィルムを増産することにより、さらなる事業の強化・拡大を図るとともに東・東南アジアでのリーダーの地位をより強固にするべく取り組んでまいります。 参考:通気性フィルムの使用部位 MHMの概要 会社名 Mitsui Hygiene Materials (Thailand) Co., Ltd. 所在地 タイ国ラヨン県イースタンシーボード工業団地 事業目的 不織布及び通気性フィルムの製造・販売 設立 2001年8月 資本金 1,310百万タイバーツ(三井化学100%出資) 以上