フェデックス エクスプレス/ジャイアントパンダの米国から中国への輸送をフェデックスが受託 物流全般 2023.06.17 ジャイアントパンダの米国から中国への輸送をフェデックスが受託 「フェデックス・パンダ・エクスプレス」が再び飛び立つ February 16, 2017 上海、2017年2月15日 – FedEx Corp.(NYSE:FDX)の子会社フェデックス エクスプレスは2017年2月21日、ジャイアントパンダ「バオバオ」を米国から中国に輸送するサービスを提供します。フェデックス エクスプレスはスミソニアン国立動物園と協働し、ワシントン・ダレス国際空港から中国・成都までノンストップの直行チャーター便で、パンダを輸送します。 バオバオは2013年8月にスミソニアン国立動物園で生まれた女の子です。両親であるメイシャンとティアンティアンは、現在米国で暮らしています。バオバオは、フェデックスが用意した特別なコンテナに収容され、特別な塗装が施された777型貨物輸送機、別名「フェデックス・パンダ・エクスプレス」で旅立ちます。 「中国の国宝であるジャイアントパンダをフェデックスが輸送するのは、今回のバオバオで7回目になります」とFedEx Chinaの社長Eddy Chanは語ります。 「信頼される輸送会社としてお役に立てるのは光栄であり、誇りに思います。フェデックスの専門家チームは、大規模な世界ネットワークと強固なオペレーションを活用し、バオバオを中国・成都まで迅速、安全かつ確実に送り届けます」 フェデックス エクスプレスは、バオバオの空輸サービスを提供するだけでなく、ワシントンD.C.における陸送および後方支援も提供します。例えば、スミソニアン国立動物園から空港までバオバオを運ぶため、特別な車両を使用します。パイロットとドライバー、そしてオペレーション・スペシャリストはフェデックスで最も経験豊かなチームメンバーの中から、バオバオの輸送のために選抜されました。 フェデックス エクスプレスとスミソニアン国立動物園、そして中国の担当者は互いに協力し、バオバオが安全で快適なフライトを楽しむために必要な、あらゆる事前対策を講じています。 バオバオが今回の旅の間ずっと快適かつ安全に過ごせるように、スミソニアン国立動物園は、すでにバオバオに旅の準備をさせています。この準備の一つが、バオバオに輸送用のコンテナに慣れさせることです。動物園のパンダ飼育員1人と獣医師1人には、貨物機の機内でバオバオに付き添うための、特別な飛行特権が与えられました。このパンダチームは、旅の間バオバオを絶えず見守るとともに、水と笹に加え、大好物であるりんごや梨、焼き芋などを用意します。 成都に到着した後、バオバオは成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地が運営する拠点の一つに車で移動します。スミソニアン国立動物園から派遣される1人のパンダ飼育員は、バオバオが新居に慣れるまでの間、バオバオに付き添います。なお、セキュリティ上の観点から、パンダの出発と到着にかかる一連の作業は一般に公開されることはありません。 フェデックス エクスプレスはこれまで、ジャイアントパンダの輸送に6回成功しています: 2013年、中国からカナダ・トロントへ 2012年、中国からフランス・パリへ 2011年、中国からスコットランド・エディンバラへ 2010年、米国ワシントンC.およびアトランタから中国へ 2003年、中国から米国メンフィスへ 2000年、中国から米国ワシントンC.へ フェデックスは、バオバオのお兄さんであるタイシャンを2010年に中国に輸送するため、そしてバオバオの両親であるメイシャンとティアンティアンを2000年に米国に輸送するため、専用機を提供しました。 バオバオについてバオバオは2013年8月23日午後5時32分、スミソニアン国立動物園のデービッド M.ルーベンシュタイン・ファミリー・ジャイアントパンダ・ハビタットで生まれました。2015年3月以来、母親のメイシャンとは離れて暮らしています。 ジャイアントパンダは野生では単独で行動します。子どもは自分の縄張りを作るため、生後18ヵ月から2年の間に母親から独り立ちします。