日本気象協会/天気予報で物流を変える取り組み「eco×ロジ」マークを制定 グリーン物流(環境) 2023.06.17 日本気象協会、天気予報で物流を変える取り組み「eco×ロジ」マークを制定~取り組みへ参画いただく企業拡大を目指し、マークの浸透を図ります~ 一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、2014年度から天気予報で物流を変える取り組みを行っています。本日、この取り組みのさらなる推進を目指し、「eco×ロジ(えころじ)」マークを制定します。 この「eco×ロジ」マークは、日本気象協会が実施する「天気予報で物流を変える取り組み」へ賛同いただいた企業・団体が、「商品需要予測の情報をもとに生産、配送、在庫管理等を行っている」企業であることの意思を表明するためのマークです(注1)。 日本気象協会では今後、社会への「eco×ロジ」マークの浸透を図り、「天気予報で物流を変える取り組み」への参画企業の拡大を目指していきます。 ■「eco×ロジ」マーク 「eco×ロジ」は、”エコロジー + ロジスティックス(物流)”をかけあわせた造語です。 わたしたちは、日本気象協会が実施している天気予報で物流を変える取り組みへ参画している企業の方々に「eco×ロジ」マークを活用いただくことで、「環境に配慮して事業を行っている企業」であることを社会に理解いただくための活動を今後、継続して行きます。 ■背景 日本気象協会では2014年度から経済産業省の補助事業「需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流プロジェクト」にて協力企業とともに天気予報を活用した需要予測ならびに省エネ物流に取り組んできました。協力会社のビジネスの課題を気象情報が解決することを目指した本プロジェクトでは、食品ロスの20~30%削減やモーダルシフト(注2)を推進することにより二酸化炭素の48%削減に成功しました。 この取り組みを2017年度から事業化するにともない、「eco×ロジ」マークを制定します。 なお、本取り組みは「第17回物流環境大賞」「平成28年度省エネ大賞 経済産業大臣賞(ビジネスモデル分野)」「第4回 食品産業もったいない大賞 農林水産省食料産業局長賞」を受賞しています。 ■マークの活用例(イメージ) 商品ラベルへの印字 トラックや船への印字 企業Webページへの掲載 注1 「eco×ロジ」マークは日本気象協会が認定した商品、使用方法でご活用いただけます。注2 二酸化炭素排出量の削減や物流の効率化などの観点から、自動車(トラック)から貨物鉄道や海運へ輸送手段を転換することです。