日清オイリオグループ/攝津製油を完全子会社化 SCM・製造拠点 2023.06.17 発表日:2017年2月7日 日清オイリオグループ株式会社による攝津製油株式会社の完全子会社化に関する 株式交換契約締結(簡易株式交換)のお知らせ 日清オイリオグループ株式会社(以下「日清オイリオグループ」といいます。)および攝津製油株式会社(以下「攝津製油」といいます。)は、本日開催のそれぞれの取締役会において、日清オイリオグループを株式交換完全親会社とし、攝津製油を株式交換完全子会社とする株式交換(以下「本株式交換」といいます。)を行うことを決議し、本日、両社の間で株式交換契約(以下「本株式交換契約」といいます。)を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 なお、日清オイリオグループは、会社法第796条第2項の規定に基づき、株主総会の承認を必要としない簡易株式交換の手続により行う予定です。また、攝津製油は、平成29年3月24日に開催予定の攝津製油の臨時株主総会における承認を受けたうえで行う予定です。 本株式交換の効力発生日(平成29年5月1日予定)に先立ち、攝津製油の普通株式は株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」といいます。)において、平成29年4月26日付で上場廃止(最終売買日は平成29年4月25日)となる予定です。 記 1.本株式交換による完全子会社化の目的 日清オイリオグループは、明治40年の創立以来110年にわたり、植物油脂の製造・販売を中心とする事業を展開してまいりました。当社グループは「植物のチカラ(R)」をコーポレートステートメントとし、健康的で幸福な「美しい生活(Well-being)」を提案・創造していくことをコアプロミスとして掲げ、無限の可能性をもつ植物資源と最高の技術によって、あったらいいなと思う商品・サービスを市場に先駆けて創り続け、社会に貢献してまいりました。現在、子会社24社、関連会社14社およびその他の関係会社1社で企業グループを構成し、主な事業として、油脂・油糧事業、加工油脂事業、ファインケミカル事業およびヘルシーフーズ事業を展開しております。平成26年度からスタートした3ヵ年の中期経営計画においては、強力なブランド力と独創的でかつ優位性のある技術を武器に油脂と油脂から派生する事業をグローバルに展開する企業グループを目指し、グループの基幹事業である油脂事業の収益改善を中心とする将来のゆるぎない収益基盤の構築を基本方針として取組みを進めております。その成果として、国内油脂事業においては、高付加価値商品の展開、汎用油カテゴリーの収益改善、新規販路の開拓およびコストダウンを実現してまいりました。加工油脂事業やファインケミカル事業においては、海外連結子会社や現地法人等を通じた成長への取組みとしてグローバル展開を進めております。しかしながら、世界的な穀物需要の増加等による原材料価格の高値推移や、近時の円安基調、人口減少による国内食品需要の量的減少懸念など、日清オイリオグループを取り巻く環境は、引き続き、厳しい状況にあると考えております。加えて、TPPについても、まだ先行き不透明な環境にありますが、植物油脂の関税撤廃の方向性は変わらないものと想定され、日清オイリオグループにとっても少なからず影響を受けるものと考えております。 一方、攝津製油は、明治22年の創立以来127年にわたり、油脂事業・化成品事業を展開してまいりました。創立当初は、国産菜種を主たる原料とする製油事業(油脂事業)を営んでいましたが、昭和4年に、現在の化成品事業の源となる石鹸の製造を開始しました。このことにより、現在の油脂事業と化成品事業の2つの事業構造の基礎が形成されました。その攝津製油は、昭和34年に日清オイリオグループ(当時日清製油株式会社)との間で業務提携契約を締結するとともに、同社の出資を受け、日清オイリオグループの子会社となりました。その後、昭和48年には、花王株式会社(当時花王石鹸株式会社)との間で、化成品事業にかかわる業務提携契約を締結するとともに、同社も主要株主となりました。現在、攝津製油は、油脂事業においては、大豆油をはじめとする各種植物油の精製・充填・販売を行っており、一部は日清オイリオグループに販売しております。化成品事業においては、各種洗剤、除菌洗浄剤、医薬部外品等の製造・販売を行っており、一部は花王株式会社に販売しております。攝津製油は、近時、化成品事業における洗浄剤や除菌剤などの衛生管理分野に重点をおいた事業展開を行っており、ますます高まる食の安全安心への要請にこたえられる研究開発や生産体制の強化が求められています。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 http://contents.xj-storage.jp/xcontents/26020/f18e6b51/639d/40af/a3bf/11a203ce9290/140120170207493083.pdf