宇徳/売上高は前年比2・4%増、経常利益は前年比13%減(平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 29年3月期第3四半期 36,874 2.4 1,876 △14.1 2,015 △13.0 1,581 12.4 28年3月期第3四半期 36,021 △7.9 2,184 △43.4 2,316 △42.6 1,406 △45.7 (注)包括利益 29年3月期第3四半期 1,233 百万円 ( 18.4%) 28年3月期第3四半期 1,042 百万円 (△63.6%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国の金融政策正常化の新興国へ及ぼす影響が懸念される等不透 明な状態が続きましたが、全体としては緩やかな回復が続きました。米国では景気回復が続き、欧州でも英国のEU離 脱や地政学的リスクの影響等、懸念事項を抱えつつ景気は緩やかに回復しました。アジア諸国では、中国の景気は持 ち直しの動きがみられました。わが国経済も、一部に改善の遅れがみられるものの、緩やかな回復基調が続きまし た。 このような環境の下、当社グループの総力をあげて営業活動を展開した結果、セグメント別の業績は次のとおりと なりました。 (略) ① 港湾事業 港湾事業は、コンテナ関連については東京港、横浜港共に当社の取扱数が好調に推移しました。また、車両の取扱 数は堅調に推移しましたが、建機に関しては低調でした。事業全体ではコンテナ取扱数の影響が大きく、増収増益と なりました。 ② プラント・物流事業 当社の事業基盤となる京浜港での取扱件数は事業譲受等により大幅に増加しましたが、のれん償却等により、増加 量の利益への貢献には至りませんでした。内陸物流倉庫では費用低減努力の効果が出始めてはいるものの、苦戦が続 きました。重量物輸送工事、橋梁・その他の工事については、工期が順延されたもの等があり、大幅に減少しまし た。海外においては主要拠点のシンガポールで、世界的な原油価格低迷が続いたことにより、石油化学プラント工事 の冷え込みも続きました。事業全体では前年同期に比べ大幅な減益となりました。 ③ その他 自社ビル等不動産の賃貸等があります。 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の営業収入は368億7千4百万円(前年同四半期比2.4%増)、営業利益は 18億7千6百万円(同14.1%減)、経常利益は20億1千5百万円(同13.0%減)となりました。 また、親会社株主に帰属する四半期純利益については、当第3四半期連結累計期間において、市原市八幡浦の土地 を売却したこと等による固定資産売却益3億5千4百万円を計上したことから、前年同四半期比12.4%増加の15億8 千1百万円となりました。 (略)