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トヨタ自動車/元町工場で燃料電池フォークリフトの利用を開始

物流関連商品 2023.06.17

元町工場で燃料電池フォークリフトの利用を開始

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、愛知県豊田市の元町工場に、(株)豊田自動織機製の燃料電池フォークリフト(以下、FC フォークリフト)を 2 台導入し、2017 年 1 月 31 日より利用を開始した。

 水素を燃料として発電して稼働する FC フォークリフトは、稼動時に CO2 や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と、3 分程度で燃料充填が完了するなど高い利便性を備えている。さらに、外部給電機能により災害などの非常時に電源としても活用が可能である。このため、今後、工場での CO2 排出量削減に向けて、現在使用しているエンジン式フォークリフトを FC フォークリフトに置き換えていく予定であり、まずは元町工場において、2017 年に 2 台、2018 年に 20 台程度導入し、その後、2020 年頃までに 170~180 台程度の導入を目指していく。

 トヨタは、2015 年に公表した「トヨタ環境チャレンジ 2050」の一つとして、「工場 CO2 ゼロチャレンジ」の実現に向け、工場での水素利用を目指して水素エネルギー活用技術の開発・導入を進めている。こうした取り組みの一環として、元町工場以外の工場においても FC フォークリフトの導入・利用を推進するなど、今後も、「工場 CO2 ゼロチャレンジ」の実現に向けた取り組みを着実に進めていく。

 なお、今回導入した FC フォークリフト 2 台は、環境省・国土交通省連携事業である「水素社会実現に向けた産業車両の燃料電池化促進事業」を活用して導入したものである。

以上

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