杉村倉庫/経常利益は前年比21・9%減(平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 29年3月期第3四半期 7,584 △1.0 785 △18.9 733 △21.9 459 △22.3 28年3月期第3四半期 7,662 4.1 969 29.0 938 34.3 591 123.5 (注) 包括利益 29年3月期第3四半期 299百万円(△57.7%) 28年3月期第3四半期 709百万円( 28.6% (略) (1) 経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国経済の減速懸念や英国のEU離脱問題、米国の大統領選挙など による為替の乱高下で経済・金融市場が混乱し、企業業績の先行きに不透明感が強まる状況で推移しました。 このような情勢のもと、当社グループは高品質の物流サービスの提供による顧客満足度の向上と、業務のより一層の 効率化を目指してまいりました。大阪市港区の当社大阪港営業所の新倉庫の建替え工事は平成28年7月に完了し、稼働を 開始いたしました。 当第3四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は、75億8千4百万円となり、前年同四半期に比べ7千7百万 円(1.0%)の減収となりました。営業原価は62億3百万円となり、前年同四半期に比べ1千5百万円(0.3%)増加し、販 売費及び一般管理費は5億9千5百万円となり、前年同四半期に比べ8千9百万円(17.8%)増加しました。この結果、営業 利益は7億8千5百万円となり、前年同四半期に比べ1億8千3百万円(18.9%)の減益となりました。営業外費用で支払利 息が増加したことなどにより、経常利益は7億3千3百万円となり、前年同四半期に比べ2億5百万円(21.9%)の減益とな りました。特別利益に投資有価証券売却益を1億1千3百万円計上し、特別損失に倉庫建替えに係る固定資産処分損等を1 億3千2百万円計上しましたので、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億5千9百万円となり、前年同四半期に比べ1億3 千2百万円(22.3%)の減益となりました。 セグメントの業績を示すと次のとおりであります。 (物流事業) 当第3四半期連結累計期間は、関西地区において機械消耗品の配送拠点の新設やその他新規顧客の業務開始などがあ り、また米・生鮮野菜等の取扱が増加しました。しかし、電気製品、食料品等の取扱が低調で、前年同四半期に比べ保 管料収入、運送料収入が増加したものの、荷役荷捌料収入が減少しました。この結果、外部顧客に対する営業収益は63 億9千7百万円となり、前年同四半期に比べ7千5百万円(1.2%)の減収となりました。費用面では修繕費や燃料油脂費、 動力光熱費等の費用が減少しましたが、減価償却費、人件費等が増加し、セグメント利益は3億1千万円となり、前年同 四半期に比べ1億5千4百万円(33.2%)の減益となりました。 (不動産事業) 平成27年8月に竣工した大阪市港区の賃貸物件が通期で寄与しましたが、一部の物件での賃貸料値下げや賃貸駐車場の 解約などによる減収の影響もあって、外部顧客に対する営業収益は9億6千1百万円となり、前年同四半期に比べ1千8百万 円(1.9%)の減収となりました。しかし、費用面で修繕費等が減少しましたので、セグメント利益は7億9千4百万円と なり、前年同四半期に比べ9百万円(1.3%)の増益となりました。 (その他の事業) ゴルフ練習場の入場者数はほぼ前期並みでしたが、客単価は減少し営業収益が1億6千5百万円となり、前年同四半期に 比べ減収となりましたが、修繕費、動力光熱費、減価償却費等が減少し、前年同四半期に比べ増益となりました。 売電事業は、新規設備の稼働により営業収益が5千8百万円となり、前年同四半期に比べ増益となりました。 以上により、その他の事業の営業収益は2億2千5百万円となり、前年同四半期に比べ1千6百万円(7.9%)の増収とな りました。セグメント利益は6千1百万円となり、前年同四半期に比べ1千6百万円(37.0%)の増益となりました。 (略)