日本貨物鉄道/コンテナ・車扱合計は前年比 101・0%(12月) 物流全般 2023.06.17 輸 送 動 向 に つ い て(12月分) 1. 輸送概況 今月は、北海道・東北地区での暴風雪などの影響により、月全体では高速貨 77 本が運休 となった(前年は、高速貨 25 本が運休)。また台風 10 号の影響で不通となっていた石勝 線・根室線については、復旧までの間トラック・船舶による代行輸送を実施した。 コンテナは、自動車部品が熊本地震で被災した現地工場の復旧及び自動車販売台数の好 調に伴い増送となったほか、化学工業品も前年を上回った。またエコ関連物資については、 北海道内での建設発生土輸送が堅調に推移した。 一方、紙・パルプが印刷紙・コート紙の需要の落ち込みにより低調となったほか、食料 工業品が台風 10 号の影響による砂糖の発送減に加えて、増送傾向であった飲料関係が好調 であった昨年までには至らず、前年を下回った。更には農産品・青果物が台風 10 号の影響 により馬鈴薯・野菜類が引き続き低調に推移した。その結果、コンテナ全体では、前年比 98.5%となった。 車扱は、石油が気温低下に伴い灯油を中心に好調な荷動きとなり、車扱全体では前年比 106.4%となった。 コンテナ・車扱合計では、前年比 101.0%となった。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 輸送動向について(平成28年12月分)