中国電力/海外炭の共同輸送を実施 物流全般 2023.06.17 海外炭の共同輸送の実施について 四国電力株式会社(香川県高松市、取締役社長:佐伯勇人)と中国電力株式会社(広島県広島市、代表取締役社長執行役員:清水希茂)は、このたび、海外炭の共同輸送を実施することとしましたので、お知らせします。両社が共同で海外炭を輸送するのは、今回で2回目です。 本件は、石炭共同輸送による輸送コストの低減を目的として、同じ荷揚港(宇部港 注1 )を利用する両社間で、積出港、輸送時期および必要量等の調整を行った結果、インドネシア炭の共同輸送について合意に至ったものです。 両社は、今後とも低廉かつ安定的な燃料調達に向け、様々な施策に取り組んでまいります。 また、今回の取り組みが、物流コストの低減を図る瀬戸内エリアでの「国際バルク戦略港湾 注2 」の整備・推進に資することも期待しています。 <今回の共同輸送の概要> 積地 インドネシア・バンジャルマシン沖 出発日 平成29年1月15日 揚地 宇部港 到着時期 平成29年1月25日(予定) 輸送量 約7万トン(四国電力:約4万トン、中国電力:約3万トン) 輸送船 8万トン級パナマックス船 注1 四国電力(株)西条発電所および中国電力(株)新小野田発電所は外航船が直接入港できないことから、中継基地として宇部港を活用している。 注2 貨物の大量輸送による産業の国際競争力強化を目的に、国内の港を選定し集中的に整備するとともに、共同輸送などの企業間連携を促進する取り組み。石炭では徳山下松港、宇部港などが選定。