旭硝子/中国に子会社を設立 SCM・製造拠点 2023.06.17 中国における子会社の設立に関するお知らせ 当社は、2016年12月13日の取締役会において、TFT液晶用ガラス基板の生産拠点を、中国 広東省深圳市に新設することを決議しましたので、下記の通りお知らせします。 1.設立の理由 当社は、経営方針 AGC plus で掲げる企業価値の向上を目指し、液晶用ガラス基板事業において、 資産効率を高めながら、拡大する中国での需要を着実に取り込むため、第11世代* に対応したTFT 液晶用ガラス基板の生産拠点を、中国広東省深圳市に新設することを決定しました。 深圳市華星光電半導体顕示技術有限公司と共同で新社を設立の上、ガラス基板加工ラインを同社工場 敷地内に設置し、2019年の量産開始を予定しています。 当社は、中国における液晶用ガラスの需要増に対応して、江蘇省昆山市と広東省深圳市に第8世代ガ ラス基板に対応した加工拠点を、また広東省恵州市にTFT液晶用素板製造拠点を設置して供給体制を 整備してきました。今後一層の拡大が見込まれる中国市場の需要に応えるため、今回の第11世代対応 のガラス基板加工拠点を新設することとしたものです。 なお、本件は、所要の独占禁止法当局の承認を前提としております。 * 第11世代のガラス基板サイズ:3370mm×2940mm 2.新社の概要 (1) 社 名 旭硝子新型電子顕示玻璃(深圳)有限公司 (2) 設立年月 2017年第3四半期(予定) (3) 所 在 地 中華人民共和国 広東省 深圳市 光明新区高新技術産業園区内 (4) 資 本 金 108億円(予定) (5) 出資比率 旭硝子株式会社 70%、深圳市華星光電半導体顕示技術有限公司30% (6) 代 表 者 未 定 (7) 決 算 期 12月 (8) 事業内容 TFT液晶用ガラス基板の製造(加工)・販売 3.今後の見通し 当該新会社設立が2016年12月期の連結業績に与える影響はありません。