国土交通省/2010年調査から2015年調査の年間出荷量は2.4%減少しているものの、2005年調査から2010年調査の減少率(15.4%減)と比較すると減少傾向は鈍化(第10回全国貨物純流動調査) 物流全般 2023.06.17 第10回全国貨物純流動調査(物流センサス)の調査結果(速報)について~我が国における貨物の流動状況について速報結果を公表します~ 平成28年12月2日 「全国貨物純流動調査(通称:物流センサス)」は、貨物の出発地点から積み替えを経て到着地点までの流動(純流動)を把握するため、荷主側(鉱業、製造業、卸売業及び倉庫業の4産業)から貨物の動きを捉えた統計調査として、昭和45(1970)年以来5年ごとに実施してきました。 今般、平成27(2015)年に実施した第10回全国貨物純流動調査の速報結果について別紙の通り取りまとめました。 1.速報の概要 ・速報結果のうち、主な結果は以下のとおり。なお結果の詳細については、別紙「第10回全国貨物純流動調査(物流センサス)調査結果(速報)」のとおり。(1)産業別年間出荷量 ・2010年調査から2015年調査の年間出荷量は2.4%減少しているものの、2005年調査から2010年調査の減少率(15.4%減)と比較すると減少傾向は鈍化した。(2)代表輸送機関(※)別にみた流動量の分担率 ・これまでの調査結果に引き続き、「自家用・営業用トラック」の分担率が高い(約84.3%)。 ・自家用トラックの分担率は減少傾向が続いており、トラック全体に占める営業用トラックの比重が高まっている。 ※代表輸送機関:出発地点から目的地点の間、最も長い距離を輸送した輸送機関を意味する。(3)出荷1件当たりの貨物量(流動ロット) ・4産業合計の流動ロットはこれまでの小ロット化の傾向から、増加に転じた。 ・代表輸送機関別流動ロットでは、トラックは依然として小ロット化が続いている。 2.最終結果の公表スケジュール(予定) ・平成29年4月を目処に最終結果を公表予定。 3.参考(過去の調査結果) ・これまでの物流センサスの調査結果については、以下のURLで公表をしておりますので、併せてご覧ください。 URL:http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/butsuryu06100.html 添付資料 報道発表(鏡)(PDF形式) 別紙「第10回全国貨物純流動調査(物流センサス)調査結果(速報)」(PDF形式)