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国土交通省/船舶事故防止スマートフォンアプリを使った海上実験を実施

物流システム 2023.06.17

船舶事故防止スマートフォンアプリを使った海上実験を行います!
~船舶の安全確保に向けた新たな対策を推進~

平成28年12月1日

 国土交通省は12月14日から16日に、衝突事故や乗揚げ事故を防止する機能を持つスマートフォンアプリの安全性を検証するため、東京湾で海上実験を行います。
 実験の結果を踏まえて、平成28年度内に、スマートフォンアプリに推奨される要件をガイドラインとしてとりまとめて公表する予定です。

1.背景と目的

 我が国の周辺では、毎年2,000隻以上の船舶事故が発生しており、そのうち7割以上を小型船舶の事故が占めています。国土交通省では、他船の接近を警告する機能や、危険海域の接近を警告する機能を持つスマートフォンアプリを普及させ、小型船舶の事故を未然に防止することを目的として、「スマートフォンを活用した船舶事故防止分科会」を開催しています。
 12月1日に開催した第2回分科会では、海上実験の方法を検討し、12月14日から16日に行うことを決定しました。

2.海上実験の概要

 【期  間】 平成28年12月14日~16日
 【場  所】 東京湾ディズニーリゾート沖
 【使用船舶】東京海洋大学 調査・研究船「やよい」(19トン、全長18m、定員40名)
         日本小型船舶検査機構 業務用艇「FAIR WIND Ⅱ」(5トン、全長8m、定員10名)
 【実験内容】
  [1] 2隻の船を近づけて、スマートフォンアプリからの接近警告のタイミングを検証
  [2] 危険海域に船を接近させて、スマートフォンアプリからの接近警告のタイミングを検証
  [3] 通信頻度を変えて、スマートフォンアプリの安全性への影響を検証

※実験に参加する複数社のアプリを使用して実験を行います。

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