レンゴー/ベトナムの段ボール原紙の新生産設備を稼働 SCM・製造拠点 2023.06.17 ベトナムの段ボール原紙新生産設備稼働のお知らせ レンゴー株式会社(本社:大阪市北区、会長兼社長:大坪 清)のベトナムにおける合弁企業である、ビナクラフトペーパー社(本社:ベトナム・ビンズオン省 社長:Sangchai Wiriyaumpaiwong)は、新たな段ボール原紙生産設備(2号抄紙機)の建設を進めておりましたが、このたび稼働いたしましたのでお知らせします。ベトナムはASEAN諸国の中でも高い経済成長を続けており、2016年のGDP伸長率は6.1%が見込まれ(IMF World Economic Outlook October 2016)、段ボール原紙の需要も年々拡大しています。このたびの2号機の稼働により、従来、中しんを併抄していた1号機を、ライナマシンとすることで、2台合計の生産能力は年間24万6千トンから48万9千トン体制へと増強され、旺盛な需要に的確に対応する体制が整いました。また、環境持続性を強く意識しその保全を最優先と位置づけ、最先端のコジェネレーションシステムや原料処理ライン、排水処理ラインを導入しています。今後の需要伸長に高品質な製品でお応えするとともに、成長著しいベトナム経済の発展をこれからもしっかりと支えてまいります。ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を掲げ、海外事業を大きな柱の一つとして、グローバルに事業を展開する当社グループでは、東南アジアを重要な戦略地域と位置付けており、今後とも高い経済成長が期待されるベトナムにおいて、当社グループ事業の一層の充実を図ってまいります。 ●2号抄紙機 ●初めての原紙抄き出し ビナクラフトペーパー社の概要 社名 ビナクラフトペーパー社(Vina Kraft Paper Co., Ltd.) 本社所在地 ベトナム・ビンズオン省 ミーフック工業団地内(ホーチミン市より北西45km) 代表者 社長 Sangchai Wiriyaumpaiwong 資本金 190百万米ドル 出資企業 Siam Kraft Industry Co., Ltd. 70%レンゴー株式会社 30% 生産品目 段ボール原紙 (ライナおよび中しん) 生産量 年産489,000t(1号機+2号機) 2号抄紙機の概要 生産品目 段ボール原紙(中しん) 生産能力 年産220,000t 投資額 130百万米ドル