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平成28年12月期  第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位・百万円　　

　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　　経常利益　　当期純利益

28年12月期第３四半期 8,318 △7.1　 △2 － 　　　△107 －　 △233 －

27年12月期第３四半期 8,949 △2.7 　267 174.8　 177 672.0 　846 －

（注）包括利益 28年12月期第３四半期 △237百万円（－％） 27年12月期第３四半期 868百万円（－％）

（略）

（１）経営成績に関する説明

当第３四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策等により、雇用や所得情勢の改善などが窺 え、緩やかな回復基調が見られました。その一方、中国経済の下振れや英国のＥＵ離脱問題などにより、海外経済 の不安が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。 こうした状況の中、当社としては安全運航の徹底、顧客満足度の向上に努め、お客様の減少傾向を止めるべく、 積極的な営業展開を図りました。しかしながら、昨年４月に直江津航路に就航した新造船「あかね」の反動で同航 路の落ち込みが大きかったこと、当地方への影響は軽微であったものの、８月には４個の台風が日本に上陸したこ と、さらには昨年９月のシルバーウイークで５連休があったことの反動などが影響し、旅客輸送人員及び自動車航 送換算台数ともに前年同期を下回りました。一方、貨物重量トン数は、佐渡島の人口及び観光客の減少に伴う生活 物資輸送の減少、佐渡島内の公共事業減少に伴う資材・鉄材等の輸送量減少が影響し、前年同期を下回りました。 以上の結果、当第３四半期連結累計期間の売上高は8,318,452千円（前年同期比7.1％減）、営業損失は2,504千 円（前年同期は267,708千円の営業利益）、経常損失は107,160千円（前年同期は177,294千円の経常利益）、親会 社株主に帰属する四半期純損失は233,529千円（前年同期は846,484千円の親会社株主に帰属する四半期純利益）と なりました。

セグメントの業績は以下の通りであります。なお、当社グループの売上高は事業の性質上、第３四半期に著しく 増加する傾向にあり、季節的変動が顕著であります。

①海運

当第３四半期連結累計期間の旅客輸送人員は1,188,701人（前年同期比3.4％減）、自動車航送台数は乗用車換算 で160,774台（前年同期比1.9％減）、貨物輸送トン数は111,559トン（前年同期比5.2％減）となりました。 輸送実績は、繁忙期である８月に54年ぶりに４個の台風が日本に上陸したこと、昨年９月のシルバーウイークに ５連休があったことの反動等で旅客輸送人員が減少しました。また、佐渡島内の人口及び観光客の減少に伴う生活 物資輸送の減少、公共事業の減少に伴う資材輸送の減少等により、貨物輸送及びトラック航送は前年同期を下回り ました。 以上の結果、当第３四半期連結累計期間の売上高は5,581,112千円（前年同期比7.0％減）、セグメント損失（営 業損失）は61,204千円（前年同期は192,822千円のセグメント利益（営業利益））となりました。

②一般貨物自動車運送

佐渡島内の人口及び観光客減少に伴う生活物資輸送の減少等で貨物取扱量が減少したことから、売上高は減少し ました。 当第３四半期連結累計期間の売上高は1,126,231千円（前年同期比4.4％減）、セグメント利益（営業利益）は 3,418千円（前年同期は19,898千円のセグメント損失（営業損失））となりました。

③売店・飲食

当第３四半期連結累計期間の売上高は836,130千円（前年同期比13.2％減）、セグメント利益（営業利益）は 2,954千円（前年同期比77.8％減）となりました。

④観光

当第３四半期連結累計期間の売上高は609,306千円（前年同期比7.5％減）、セグメント利益（営業利益）は 11,131千円（前年同期比62.9％減）となりました。

⑤その他

当第３四半期連結累計期間の売上高は165,673千円（前年同期比11.3％増）、セグメント利益（営業利益）は 14,055千円（前年同期比38.8％減）となりました。

（略）