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福山通運/売上高は前年比0・2%増、経常利益は前年比12・8%減(平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高    営業利益    経常利益    当期純利益

29年3月期第2四半期 125,477 0.2  5,218 △12.7  5,946 △12.8  4,673 △1.1

28年3月期第2四半期 125,191 0.6  5,981 9.2    6,821 13.8   4,725 34.0

(注)包括利益 29年3月期第2四半期 3,982百万円 (21.3%) 28年3月期第2四半期 3,284百万円 (△37.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、足踏み状態から一部には緩やかながらも明るさが見られるな かで、個人消費は物価の低下等から持ち直してまいりましたが、設備投資は企業収益の悪化から回復を実感できる ほどの力強さはなく、引き続き先行き不透明なまま推移してまいりました。 貨物自動車運送業界におきましては、国内貨物輸送量が依然として低水準にあるなか、燃料価格の長期低迷から 業者間競争は激化し、一方、長時間労働の規制強化による労働環境の改善など社会的責任の遂行はより厳格さが求 められ、厳しい経営環境下にありました。 このような状況のもと当社グループにおきましては、国内輸送ネットワーク網の拡充を続け、一方では、マレー 半島を中心としたクロスボーダートラック輸送を新たに開始するなど積極的に業容の拡大を図ってまいりました。 以上の結果、売上高は1,254億77百万円(前年同四半期比0.2%増)となりましたが、営業利益は深刻な人手不足 問題から人件費等が嵩み52億18百万円(前年同四半期比12.7%減)、経常利益は59億46百万円(前年同四半期比 12.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は46億73百万円(前年同四半期比1.1%減)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、8月に足利営業所(栃木県)を開設し、北関東エリアのサービスの強化を図るなど引 き続き輸送網の整備に取り組んでまいりました。加えて、商業小口荷物のシェア拡大を図るため、航空便の積極的 な活用など幹線輸送手段の多様化にも努めてまいりました。また、集配ドライバーが携帯するハンディターミナル に受領サインをいただくサービスなどシステムの高度化及びお客様とのEDI化の促進により、業務の合理化、効 率化にも取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は1,100億88百万円(前年同四半期比0.3%増)、営業利益は50億56百万円(前年同四半期比 12.1%減)となりました。 流通加工事業におきましては、付加価値の高いサービスの提供による新たなお客様の開拓と既存取引における業 務の効率化を図ってまいりました。 以上の結果、売上高は57億64百万円(前年同四半期比1.0%増)、営業利益は2億75百万円(前年同四半期比 5.7%減)となりました。 国際事業におきましては、国内ネットワークとの連携により、複合一貫輸送の拡大に努めた結果、通関事業は回 復に転じてまいりましたが、フォワーディング事業は海上コンテナ市況低迷による運賃単価の下落や為替事情等に より、大幅に収益が低下してまいりました。 以上の結果、売上高は28億95百万円(前年同四半期比4.6%減)、営業利益は1億24百万円(前年同四半期比 43.9%減)となりました。 その他事業におきましては、商品販売事業に加えて電気設備工事業も好調に推移しております。 以上の結果、売上高は67億29百万円(前年同四半期比1.2%増)、営業利益は18億26百万円(前年同四半期比 9.9%増)となりました。

(略)

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