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SGH財団/東南アジアからの私費留学生に奨学生採用証書を授与

物流全般 2023.06.17

【SGH財団】東南アジアからの私費留学生に奨学生採用証書を授与(2016/11/07)

公益財団法人SGH財団は、2016年度SGH奨学生採用証書授与式を10月31日(月)に京都で開催いたしました。

第31期生となる2016年度SGH奨学生19名(学部生9名、大学院生10名)は、国公私立各大学の学長より推薦を受けた私費留学生92名の応募から、SGH奨学生選考委員会による厳正な審査を経て採用されました。なお、奨学生には奨学金月額10万円がSGH財団より2年間支給されます。

ホテル日航プリンセス京都で行われた採用証書授与式においては、理事長の栗和田榮一より、第31期奨学生一人ずつに採用証書が手渡されました。そして奨学生を代表してベトナムからの留学生である、チャン ゴク ダ ミさん(武蔵野大学大学院1年次)が「日本で学んだ知識と、留学で積んだ経験を活かすことで、ベトナムのストリートチルドレンへの支援につなげたい」と挨拶しました。その後の懇親会では、奨学生同士や来賓、財団関係者、SGホールディングスグループ関係者などとの交流を図りました。

なお、採用証書授与式に先立ち、奨学生は佐川美術館を訪問し、日本画(平山郁夫氏)、彫刻(佐藤忠良氏)、陶芸(樂吉左衞門氏)などの作品を鑑賞しました。また、清水寺や祇園などを訪れ、着物着付け体験や万華鏡手作り体験を通して、日本の伝統や文化に触れていただきました。

授与式の様子
授与式の様子
理事長の栗和田榮一と奨学生の記念撮影の様子
理事長の栗和田榮一と奨学生の記念撮影の様子

理事長 栗和田榮一 挨拶(抜粋)

奨学生のみなさんには、急速に変化する社会環境に立ち向かい、志を高く持ち、自分自身の人生の目標達成に向けて、着実に歩んでいかれることを望みます。
また、交流を通して、日本の社会や文化に触れ、日本の良き理解者となり、国際人として活躍されることを期待します。

公益財団法人SGH財団について

2015年4月1日に旧佐川留学生奨学財団を母体として、公益財団法人佐川がん研究振興財団および一般財団法人佐川国際経済協力会を吸収合併し、同時に名称を公益財団法人SGH財団に変更し、新たにスタートいたしました。
SGH財団の事業の一つである留学生奨学事業は、SGホールディングスグループ各社がこれまでに社会全体から受けた恩恵に報いるべく、利益の一部を社会に還元し、次の世代を担う東南アジアの人材育成のために役立たせたいとの願いから、1986年2月14日に佐川留学生奨学会を設立し今日まで継続しております。
今年度は財団合併記念事業として、通常年の採用人数16名から3名増の19名を採用しております。今年度も含め留学生は493名を採用、奨学金は総額で11億1,390万円に達しており、奨学金支給とともに、文集等の発刊や授与式・交流会、同窓会の開催を通じて、日本での留学生活が豊かで実りあるものになるよう努めています。
なお、SGH財団は他事業として、国際経済協力事業、がん研究振興事業があり、社会から受けた恩恵を広く還元しております。

2016年度(第31期)の奨学生一覧(敬称略)
氏名 性別 国籍 大学
アニサ パダン ペランギ インドネシア 愛知大学
ラタナスワン サチタ タイ 立命館アジア太平洋大学
レ コン トゥアン アン ベトナム 滋賀大学
タン チュウ テン マレーシア 青森中央学院大学
ウィン トウン アン ベトナム 東京国際大学
チャン ティ フェン ベトナム 武蔵野大学
キン ヤモン ルィン ミャンマー 埼玉大学
グェン ニュー クイン アイン ベトナム 名古屋経済大学
ケイ ワカマツ マレーシア 鹿児島大学
ナツメ ユウキ シンガポール 東京大学大学院
クー エル シン マレーシア 千葉大学大学院
チン ティー タン ベトナム 秋田大学大学院
フィン ティー トゥイ チャン ベトナム 九州工業大学大学院
ステファン クリスチャンセン インドネシア 帝京大学大学院
ピー ピョ ミッ ミャンマー 国士舘大学大学院
チャン ティー グェット ベトナム 事業創造大学院大学
ダン テー チー ベトナム 佛教大学大学院
チャン ゴク ダ ミ ベトナム 武蔵野大学大学院
ナーカサン チャワナット タイ 奈良先端科学技術大学院大学
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