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栗林商船/売上高は前年比2・4%減、経常利益は前年比62・6%増(平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

          売上高     営業利益  経常利益  当期純利益

29年3月期第2四半期 21,747 △2.4  962 62.3  998 62.6  604 69.0

28年3月期第2四半期 22,280 △4.1  593 33.9  614 50.2  357 39.3

(注) 包括利益 29年3月期第2四半期 600百万円( 169.9%) 28年3月期第2四半期 222百万円( △25.4%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益は底堅く推移し、雇用環境は改善してきているもの の、個人消費は力強さを欠く状況で推移いたしました。一方海外では、中国をはじめとする新興国や資源国の景気 減速懸念、英国の欧州連合離脱問題、これらに伴う急激な株価・為替変動等、引き続き不透明感の強い状況にあり ます。 この様な経済情勢の中で当社グループは、海運事業において大宗貨物の中長期的な減少傾向に変化はありません が当期においては一時的に増加し、雑貨・商品車両を含めた全体でも前年同期を上回る輸送量を確保することが出 来ました。収益面では燃料油価格が底打ちし、上昇傾向に転じましたが前年同期を下回った水準にあり、燃料油価 格変動調整金の収受が減少したために売上高は減少しましたが、営業利益は輸送量の増加や燃料油価格が前年に比 べ、安価に推移したことが追い風となり前年同期を上回りました。 ホテル事業においては、訪日外国人によるインバウンド消費の減速感は強まっておりますが、旅行代理店の集客 増や個人客の宿泊を中心に堅調な経営環境が続いており、前年並の業績で推移しております。 不動産事業は概ね順調に推移しております。

事業セグメント毎の業績概況は、次のとおりであります。

(海運事業)

燃料油価格安に伴う燃料油価格変動調整金の収受額の減少により売上高は減少しましたが、大宗貨物が一時的な 要因で前年同期を上回る輸送量となったことや、RORO船のスポット配船が収益に寄与したことで順調に推移い たしました。8月以降に連続して発生した台風の影響を受けて繁忙期に配船遅延や稼働率の低下による船枠不足が 発生し、商品車両も国内販売の低迷により伸び悩みましたが、新規貨物の積極的な取り込みによって輸送量が前年 同期を上回ったこと、燃料油価格が前年に比べて安価に推移したことで、売上高は前年度に比べて5億3千1百万 円減(2.5%減)の203億6千2百万円となり、営業費用は前年度に比べて9億1千8百万円減(4.5%減)の196億 1百万円で、営業利益は前年度に比べて3億8千6百万円増(103.0%増)の7億6千1百万円となりました。

(ホテル事業)

堅調な経営環境のもとで、ネット予約の強化、サービスの高付加価値化や業務の効率化による生産性の向上を進 めておりますが、9月に一時的な要因でシングルユースが増え、稼働率が落ちたことで、売上高は前年度並の10億 8千5百万円となり、営業費用は前年度に比べて8百万円増(0.9%増)の10億6百万円で、営業利益は前年度に比 べて9百万円減(10.3%減)の7千9百万円となりました。

(不動産事業)

前年度と同様に順調に推移しており、売上高は前年度並の3億3千9百万円となり、営業費用は前年度に比べて 7百万円増(3.6%増)の2億1千7百万円で、営業利益は前年度に比べて7百万円減(6.1%減)の1億2千1百 万円となりました。 以上の結果、売上高は前年度に比べて5億3千2百万円減(2.4%減)の217億4千7百万円となり、営業費用は 前年度に比べて9億2百万円減(4.2%減)の207億8千4百万円で、営業利益は前年度に比べて3億6千9百万円 増(62.3%増)の9億6千2百万円となりました。

(略)

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