国土交通省/第3回日印道路交流会議の内容を公表 物流全般 2023.06.17 第3回日印道路交流会議の開催について(報告)~山岳道路・橋梁等における日本の経験・技術の活用に向けて~ 平成28年11月2日 国土交通省では、インド国ニューデリーにおいて、インド国道路交通省とともに、第3回日印道路交流会議を開催致しました。 会議では、山岳地域における道路整備、橋梁技術、ITS・交通安全政策に関する両国の知見や課題を共有するとともに、山岳道路ほかインドにおける最新の道路計画・整備状況を把握し、日本の技術・経験の活用等について議論しました。 ※日印道路交流会議 : 日印道路交流会議は、「道路および道路交通に関する協力枠組」に基づき開催されており、 2014年10月に第1回会議、2015年5月に第2回会議を開催しました。 《第3回日印道路交流会議》(1)日程 : 平成28年10月24日(月)(2)会場 : インド・道路交通省会議室(3)主催 : 国土交通省、インド道路交通省(共催)(4)出席者 : 約40名 [日 本 側] 国土交通省 大臣官房審議官(道路) 増田 博行 道路局 企画課 国際室 企画専門官 田中 衛 国土技術政策総合研究所橋梁研究室 主任研究官 白戸真大 在インド日本大使館、JICAインド事務所、東日本高速道路(株)、 日立造船(株)、(株)IHIインフラシステム、日鐵住金建材(株)、 東京製綱(株)、日本工営(株)ほか [イ ン ド側] 道路交通省 リーナ・ナンダン局長(国際)、アブヘイ・ダムレ局長(交通)、 R・K・シン調整官、B・K・シナ技術課長(橋梁)、V・K・ラジャワット技術課長(北東)、 デブジャニ・チャクラバルティ課長(国道)、A・D・ジェームス課長(国際)ほか (5)結果概要 会議では、山岳地域における道路整備、橋梁技術、ITS・交通安全政策等について、 日本側・インド側双方から発表が行われ、活発な意見交換が行われました。 【インド側発表】・北東州の道路整備に関する最新報告・山岳地域における地滑り対策・インドにおける橋梁マネジメントシステム【日本側発表】・日本における山岳道路の斜面対策技術・日本における橋梁マネジメントシステム、日本の橋梁技術(都市部における鋼橋の急速施工、河川上及び海上の架設技術)・日本の交通安全とITS 政策、高速道路と都市内におけるITS技術とその活用 会議の結果、以下について確認しました。 ・ 北東州を始めとする山岳道路の整備のため、斜面防災技術について、日本の基準・技術を参考に、インドに適した基準作りの支援を行うこと ・ 民間レベルでの交流を深めること ・ 橋梁技術・ITS技術について、引き続き、情報交換を行うこと ・ 今後も継続して交流会議を開催し、道路分野における協力を推進していくこと 国土交通省としては、会議で得られた成果を関係者で共有し、インドの山岳道路をはじめとする道路整備の推進や日本企業の海外展開を支援して参ります。 添付資料 記者発表資料(PDF形式)