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トランコム/売上高は前年比4・5%増、経常利益は前年比11・5%減(平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

          売上高     営業利益    経常利益   当期純利益

29年3月期第2四半期 64,630 4.5   2,460 △8.7  2,373 △11.5  2,108 35.7

28年3月期第2四半期 61,857 13.0  2,695 14.8   2,679 16.0   1,553 14.5

(注)包括利益 29年3月期第2四半期 1,725百万円 (14.3%) 28年3月期第2四半期 1,508百万円 (12.4%)

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

物流業界では、消費者ニーズの多様化・利便性の向上により、通販市場が拡大し、これらを受けた貨物の小口 化・多頻度化が進み、輸配送ニーズが多様化するなど、物流構造が大きく変化してきております。 また、トラックドライバー不足が、輸送対応力の低下や人件費の上昇を招くなど大変厳しい事業環境が想定さ れている中で、物流事業者にとっては、成長を維持するための事業戦略、企業価値向上に向けた取り組みの重要 性が一段と増してきております。 このような状況の中、当社グループは、平成27年4月からスタートした「TRANCOM VISION 2020」のもと、取り 組みを推進いたしました。 「TRANCOM VISION 2020」では、「人材・組織の強化」、「パートナー企業との関係構築」、「ICTの積極活 用」の3点を推し進めるために、集中的に経営資源を配分し、企業価値の更なる向上を目指しております。 この3点を成長の軸に、組織営業力の強化と、コア事業の収益性・サービスを追求することで、各事業の「強 み」への集中や、それを活かした新たな価値の創造、オールトランコムによるサービスの提供に向けた取り組み を進めました。 当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高646億30百万円(前年同期比 4.5%増)、営業利益24億 60百万円(同 8.7%減)、経常利益23億73百万円(同 11.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益21億8百 万円(同 35.7%増)となりました。 当社グループでは、事業内容を3つのセグメント及びその他に区分しております。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① ロジスティクスマネジメント事業

(略)

売上高は、一部拠点の業務縮小及び既存拠点の物量の減少による減収要因はありましたが、前期及び今期に 新規稼働した拠点の業績寄与により、増収となりました。 営業利益は、当期4月稼動拠点の初期費用の計上に加え、既存拠点の売上高の減少に伴う利益の減少によ り、減益となりました。

② 物流情報サービス事業

(略)

国内の荷動きは鈍化傾向の中、貨物情報取得に向け営業強化を進めました。分析ツールを駆使したアプロー チなどにより、成約件数は増加し、増収いたしましたが、顧客の幹線輸送業務の終了等により営業利益は前年 同等額となりました。

③ インダストリアルサポート事業

(略)

売上高は、国内派遣部門の新規顧客獲得による増収要因はありましたが、海外拠点の一部業務終了などによ り、減収となりました。 営業利益は、国内派遣業務において、人材確保に苦戦したことなどにより、減益となりました。

④ その他

(略)

売上高は、Transfreight China Logistics Ltd.の連結化により増収いたしましたが、営業利益は、ICT 強化に向けた費用の増加などにより減益となりました。

(注)上記の数値は、セグメント間取引の消去はしておりません。

(略)

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