NEWS

物流ニュース

杉村倉庫/経常利益は前年比20%減(平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

          売上高    営業利益   経常利益   当期純利益

29年3月期第2四半期 5,033 △2.6  539 △17.7  510 △20.0  271 △34.2

28年3月期第2四半期 5,167 5.0   655 35.7   637 42.9   412 62.5

(注) 包括利益 29年3月期第2四半期 110百万円(△62.3%) 28年3月期第2四半期 293百万円( △36.7%)

(略)

(1) 経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国経済の減速懸念や英国のEU離脱問題などによる海外経済へ の警戒感や円高の進行により、企業業績の先行きに不透明感が強まる状況で推移しました。 このような情勢のもと、当社グループは高品質の物流サービスの提供による顧客満足度の向上と、業務のより一層 の効率化を目指してまいりました。大阪市港区の当社大阪港営業所の新倉庫の建替え工事は平成28年7月に完了し、稼 働を開始いたしました。 当第2四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は、50億3千3百万円となり、前年同四半期に比べ1億3千 3百万円(2.6%)の減収となりました。また、営業原価は40億8千8百万円となり、前年同四半期に比べ9千3百万円 (2.2%)減少しましたが、販売費及び一般管理費は4億4百万円となり、前年同四半期に比べ7千6百万円(23.1%)増 加しました。この結果、営業利益は5億3千9百万円となり、前年同四半期に比べ1億1千6百万円(17.7%)の減益とな りました。営業外収益で保険金の還付や受取配当金が減少したことなどもあって経常利益は5億1千万円となり、前年 同四半期に比べ1億2千7百万円(20.0%)の減益となりました。特別利益に投資有価証券売却益を計上しましたが、特 別損失に倉庫建替えに係る固定資産処分損を計上しましたので親会社株主に帰属する四半期純利益は2億7千1百万円と なり、前年同四半期に比べ1億4千1百万円(34.2%)の減益となりました。

セグメントの業績を示すと次のとおりであります。

(物流事業)

当第2四半期連結累計期間は、移転作業の大口案件の受注に加え、リネン配送等の取扱が堅調に推移しましたが、機 械配送関連や電気製品、食料品等の取扱が低調で、前年同四半期に比べ運送収入が増加したものの、荷役荷捌収入が 減少しました。この結果、外部顧客に対する営業収益は42億3千7百万円となり、前年同四半期に比べ1億2千8百万円 (3.0%)の減収となりました。修繕費や動力光熱費等の費用が減少しましたが減価償却費が増加し、セグメント利益 は2億2千3百万円となり、前年同四半期に比べ9千7百万円(30.4%)の減益となりました。

(不動産事業)

昨年8月に竣工した大阪市港区の賃貸物件が通期で寄与しましたが、一部契約が終了した物件もあり、外部顧客に対 する営業収益は6億4千1百万円となり、前年同四半期に比べ1千6百万円(2.5%)の減収となりました。しかし、費用 面で修繕費等が減少しましたのでセグメント利益は5億3千1百万円となり、前年同四半期に比べ1千2百万円(2.4%) の増益となりました。

(その他の事業)

ゴルフ練習場の入場者数はほぼ前期並みでしたが、客単価の減少により営業収益が1億9百万円となり、前年同四半 期に比べ減収となりましたが、賃借使用料や修繕費、動力光熱費等が減少し、前年同四半期に比べ増益となりました。  売電事業は、新規設備の稼働により営業収益が4千4百万円となり、前年同四半期に比べ増益となりました。 以上により、その他の事業の営業収益は1億5千4百万円となり、前年同四半期に比べ1千1百万円(7.8%)の増収と なりました。セグメント利益は4千5百万円となり、前年同四半期に比べ1千2百万円(39.0%)の増益となりました。

(略)

Translate »