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大王製紙/家庭紙製品の安定供給体制強化で家庭紙生産設備を新設

SCM・製造拠点 2023.06.17

家庭紙生産設備の新設について

 本年5月27日にお知らせしました通り、当社は家庭紙製品のトップブランドメーカーとして、市場及び顧客のニーズに対応し、家庭紙製品の安定供給体制を強化するため、本日(10月25日)開催の当社取締役会において最新鋭の家庭紙生産設備の新設を決議しましたのでお知らせします。

 設置場所は、現在休止中の当社川之江工場と埼玉県行田市(製品加工工場)とし、月産能力は約4,500トン、投資額は約240億円、稼動時期は平成30年10月を計画しております。なお、当初計画の約210億円から増額となった理由は、さらなる高付加価値品の生産体制強化と首都圏への加工工場新設を計画したためです。

 川之江工場は、世界最大級の純臨海工場である三島工場に隣接しており、三島工場から供給されるコスト競争力の高いパルプ・エネルギーを使用します。また、最も需要の多い首都圏については行田市に製品加工工場を新設し、クイックデリバリー体制を構築致します。

 当社は、ローションティシューや消臭プラストイレット等、高付加価値品の需要の伸長に対応して増産してきました。今後さらに需要が拡大し多様化する市場及び顧客のニーズに対応できる体制とします。

 なお、本件に関する資金は借入金等による調達を計画しておりますが、当社が第2次中期事業計画(対象年度:平成27年度から29年度までの3か年)で公表しております経営目標に変更はありません。

≪本計画の概要≫
 生産品種:ティシュー、トイレットロール、キッチンペーパー等
 生産能力:月産約4,500トン
 設備投資額:約240億円
 設置場所:愛媛県四国中央市(当社川之江工場)、埼玉県行田市(製品加工工場)
 営業運転開始:平成30年10月

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