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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ/埼玉県日高市の先進的物流施設「GLP狭山日高」を竣工

物流不動産・施設 2023.06.17
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ
埼玉県日高市の先進的物流施設「GLP狭山日高」竣工

先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐義之(以下「GLP」))は、本日、埼玉県日高市に建設を進めてきた「GLP狭山日高II」の竣工式を行いましたのでお知らせします。

「GLP狭山日高II」はGLPが2015年4月に埼玉県日高市で着工した延床面積85,747㎡の5階建てマルチテナント型の先進的物流施設で、圏央道と国道16号の結節点に立地します。圏央道「狭山日高IC」からは約3.4kmと至近で、東名・中央道・関越道・東北道・常磐道へ接続することにより中部以西および東北までのアクセス可能となります。また「GLP狭山日高II」北側方向にはURこま川団地、東急こま川団地があり、労働力確保の点からも優良な立地と言えます。

「GLP狭山日高II」は、地盤が強固で液状化のリスクも少ない上に、埼玉県西部の物流施設としては希少な免震構造を採用、加えて有事の際の入居企業の事業継続性を確保するバックアップ電源や井水利用設備などを整備しています。また、太陽光パネルの設置、プレキャストコンクリートの採用など環境に配慮した施設計画としており、全館LED照明を採用することでCO²排出量および消費電力約50%減(一般蛍光灯比)が可能となっています。「GLP狭山日高II」はCASBEE(建築環境総合性能評価システム)のAランク認証取得を目指しています。

また、「GLP狭山日高II」では、5Fに眺望を考慮した明るく広い24時間使用可能なカフェテリアを配し、無料Wifi「GLP Guest Wifi」が利用可能としています。また、女性のお手洗いにパウダーコーナーを設けるなど施設内で働く人の環境向上を図っています。

 

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「GLP狭山日高II」外観

 

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事業主、参列者及び来賓による鏡開き

 

GLP代表取締役社長の帖佐義之は、「『GLP狭山日高II』は、圏央道と16号の結節点という物流事業における戦略的立地に所在することに加え、首都圏および近隣地域はもとより中部圏、東北圏と広範囲な物流オペレーションを網羅できる点が特徴です。また、地盤の固いエリアであることに加え、免震構造をはじめとする装備で事業継続性をしっかり確保する最新のBCP対策を備えた先進的な物流施設です。企業の物流オペレーションに対するニーズは複雑化、高度化が進んでいますが、GLPではそれらに先んじたソリューションを提供できるよう引き続き努力してまいります」と述べています。

「GLP狭山日高II」は、GLPとCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)が2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」の開発物件です。現在、GLPは埼玉県下で本施設を含め16棟の施設を運営し、「GLP川島」が現在開発中です。

竣工式には、日高市長の谷ケ﨑照雄氏、埼玉県議会議員の小谷野五雄氏ご夫人の小谷野麻美氏、設計・施工を担当した佐藤工業株式会社の取締役会長多田勝彦氏ほか関係者ご一同、およびGLP代表取締役社長の帖佐義之らが参列し、神事を執り行いました。

 

補足資料

■ 施設概要
施設名称:GLP狭山日高II
所在地:埼玉県日高市上鹿山字茗荷沢788番1
敷地面積:43,011㎡
延床面積:85,747㎡
着工:2015年4月
竣工:2016年9月

■ 施設所在地
「GLP狭山日高II」は圏央道と国道16号の結節点に立地。圏央道「狭山日高IC」からは約3.4kmと至近で、東名・中央道・関越道・東北道・常磐道へ接続することにより中部以西および東北までのアクセスが可能。「GLP狭山日高II」北側方向にはURこま川団地、東急こま川団地があり、労働力確保の点からも優良な立地。

■ 施設の特徴
「GLP狭山日高II」は地上5階建て、延床面積85,747㎡の規模のマルチテナント型の先進的物流施設。シングル・ランプウェイ、PC免震構造及び全館LED照明を採用。トラックバース数は、10t車で76台、4t車で110台。

■ 災害時における事業継続性(BCP)の確保
「GLP狭山日高II」では、巨大地震等の大災害発生時においても物流施設としての機能を極力維持することにより、お客様の事業継続性を確保し、社会インフラである物流機能が災害時の復旧・復興でも重要な役割を担えるよう、次のような取り組みを計画しています。

  • 大地震でも建物の安全性を確保する免震構造の採用
  • 停電時でも、防災センター、事務所エリアの照明・コンセント、荷物用エレベーターの利用を可能にし、全館セキュリティー機能を確保するバックアップ電源設備の採用
  • 井水設備の採用により、断水・停電時においてもトイレの利用が可能

■ 環境に配慮した施設計画
GLPは、環境に配慮したサステイナブルな施設づくりに力を入れており、「GLP狭山日高II」では次のような取り組みを実施しています。

  • 全館LED照明を設置し、CO²排出量および消費電力約50%減(一般蛍光灯比)
  • 冷暖房効率の向上のため、外壁に断熱性の高いサンドイッチパネルを使用
  • 免震構造とプレキャストコンクリートの採用により、建設工事の合理化と長寿命化が可能となり、ライフサイクルCO²を約12%削減

 

以上


グローバル・ロジスティック・プロパティーズについてhttp://www.glprop.com/(link is external)
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド (GLP) は先進的物流施設のグローバルリーディングプロバイダーです。2016年6月30日時点で、GLPグループは、中国、日本、ブラジルおよび米国で国内消費を支える5,200万㎡(5億6,000万平方フィート)規模の物流施設ポートフォリオを運営しています。GLPの4,000社もの顧客には世界の主要な製造、小売り、3PL会社などを含みます。GLPの370億米ドルのファンド・マネジメント・プラットフォームは成長を促進するベースとなっています。
なお、GLPはシンガポール証券取引所のメインボードに上場しています(株式コード: MC0.SI;Reuters ticker: GLPL.SI; Bloomberg ticker: GLP SP)。

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社について(http://www.glprop.co.jp/
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社は、2009年3月に設立されたGLPの日本法人です。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、95物件・総延床面積約460万平方メートルの物流施設を運営しており(2016年6月30日現在)、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。

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