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凸版印刷/商品情報をIDで一元管理、クラウド型統合ID認証サービス「ID-NEX」の提供を開始

物流システム 2023.06.17
凸版印刷、商品情報をIDで一元管理
~トレーサビリティやブランドプロテクション、キャンペーンなど商品のライフサイクルを
一元管理するクラウド型統合ID認証サービス「ID-NEX」の提供を開始~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、商品のライフサイクルを一元管理できるクラウド型統合ID認証サービス「ID-NEX™(アイディー・ネックス)」の提供を、2016年9月中旬より開始します。

 「ID-NEX」は、凸版印刷が従来培ってきたセキュリティ技術やICT技術のノウハウを活用し、商品のライフサイクルをトータルに管理できる統合ID認証サービスです。ID管理はもちろん、凸版印刷が従来提供している、「NETLOOPASS」に代表される循環資材管理サービスや真贋判定サービス、顧客満足度向上の施策などのためのアプリケーションを標準装備しています。また本サービスはクラウドで提供し、企業は個別のアプリケーションやシステムを開発する必要がないため、初期コストや導入負荷を低減できます。
 具体的には、任意に生成したIDをICタグやQRコードで商品に貼付し、それをスマートフォンなどで読み取るだけでクラウドサーバ上に情報を蓄積。商品の製造・物流・保管から販売までのライフサイクル管理や真贋判定、またユーザ登録やキャンペーン応募など顧客コミュニケーション情報の一元管理を実現できます。

 なお本サービスは、2016年9月14日(水)から16日(金)まで開催される「第18回自動認識総合展」(会場:東京ビッグサイト)のトッパンブースにて紹介します。

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「ID-NEX」の構成イメージ
© Toppan Printing Co., Ltd.
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「ID-NEX」を用いた真贋判定のサービスイメージ。商品のIDをスマートフォンで読み取るだけで真贋判定ができる
© Toppan Printing Co., Ltd.

■ 開発の背景
 インダストリー4.0やIoT(Internet of Things)への注目が高まるなか、産業界や物流業界などにおいて、ICタグを用いた工程管理や省人化など、ICT技術を用いた生産・供給活動の自動化・最適化への動きが加速しています。また同時に、生活者のライフスタイルの変化やメディアの多様化などにより、企業には生活者の属性に合わせたよりきめ細かい販売促進活動が求められています。
 従来、物流業界における循環資材管理や食品のトレーサビリティ管理、商品のキャンペーン応募などにおいて、個体IDを用いたサービスが展開されています。しかし、これらは個別に構築されたIDやシステムであることが多く、商品のライフサイクルを一元管理できるサービス仕組みの構築が課題になっていました。
 凸版印刷は今回、従来培ってきたセキュリティ技術やICT技術のノウハウを活用し、商品のライフサイクルをトータルに管理できる統合ID認証サービス「ID-NEX」の提供を開始。これにより、従来はフェーズごとに個別管理していた商品のライフサイクルをトータルに管理できるだけでなく、その蓄積された情報を分析することで、販売戦略の立案などマーケティング情報として活用できるようになりました。

■ 「ID-NEX」の特長
・商品のライフサイクルをクラウドでトータル管理
トレーサビリティから真贋判定などのブランドプロテクション、電子保証書、ユーザ登録、キャンペーン応募などをトータルに管理・運用できます。
・ICタグやセキュリティホログラム、QRコード印字など、さまざまな媒体・手法から選択可能
個体IDの付与には、セキュリティ性の高いICタグやセキュリティホログラムはもちろん、汎用性の高いQRコードやバーコード印字など、幅広い媒体・手法から選択が可能です。
・管理ID数が少ない小規模案件から数億の大規模案件まで幅広く対応
本サービスのID管理にはアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(代表取締役社長:長崎忠雄)の支援のもと、アマゾン ウェブ サービスの提供するマネージドサービスを採用。多くのIDを必要としない小規模案件から数億単位でのIDが必要な大規模案件まで幅広い対応が可能です。
・クラウドサービスにより、初期コストの低減、導入期間の短縮が可能
本サービスはクラウドで提供されるため、初期費用や導入負荷を低減できます。
・蓄積されたデータをビッグデータとしてマーケティングなどに活用可能
IDを読み取ることでサーバに蓄積されたデータは、ビッグデータとして分析することで、顧客のニーズに合ったサービスの展開が可能です。

■ 価格
 月額システム利用料: 9.9万円~ 
(※各種オプションは別途見積。仕様によっては別途初期費用が必要になる場合があります。)

■ 今後の目標
 凸版印刷は本サービスを流通・メーカーの商品管理サービスとして拡販、2020年に関連受注含め約20億円の売上を目指します。

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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