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東ソー/中国電力と海外炭の共同輸送を実施

物流全般 2023.06.17

海外炭の共同輸送の実施について

 東ソー株式会社(東京都港区、社長:山本 寿宣)および中国電力株式会社(広島県広島市、社長:清水 希茂)は、このたび海外炭の共同輸送を実施することとしましたので、お知らせします。両社が共同で海外炭を輸送するのは今回が初めてとなります。
 輸送船は、本日、積地に向けて航行(日本-オーストラリア)を開始しており、その後は、9月中旬に積地を出発し、9月下旬に山口県の宇部港および新南陽地区(徳山下松港)に到着する予定です。
 今回の共同輸送は、国際バルク戦略港湾(※)整備の一環として、国土交通省が新南陽地区の航路の浚 渫(しゅんせつ)などを進め、パナマックス船が新南陽地区に入港可能になったことにより実現したものです。
 両社が利用する石炭を共同輸送することで、物流コストの低減を図るとともに、大型船による共同輸送の本格運用を視野に、共同輸送量の調整や輸送船の選定といった運用上の手続きを確認することを目的として行うものです。

※国際バルク戦略港湾
 産業の国際競争力強化を目的として、バルク貨物(石炭、穀物など包装せず、ばら積みされる貨物)の大量輸送の実現とそれによる物流コストの低減に向け、国内の港を選定し集中的に整備するもの。

【海外炭共同輸送の実施概要(予定)】
 積地 オーストラリア・ニューキャッスル港
 揚地 宇部港、新南陽地区(徳山下松港)
 出発時期 2016年9月中旬
 到着時期 2016年9月下旬
 輸送量 約7万トン(中国電力約2万トン、東ソー約5万トン)
 輸送船 8万トン級パナマックス船
 輸送船名 SUN EXCELSIOR

以上

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