井本商運/2500GT 型 400TEU 積船「さくら」が命名・神戸港初入港 物流全般 2023.06.17 2500G/T 型 400TEU 積船「さくら」が命名・神戸港初入港 井本商運株式会社は、愛媛県今治市の山中造船㈱においてかねてより建造中であった 400TEU 積のコンテナ専用船「さくら」(船主:誠洋汽船)が 8 月 19 日(金)に命名され、22 日竣工引渡 しを受けた後、8 月 24 日(水)に神戸港に初入港、阪神・瀬戸内・九州航路に就航いたしました。 本船は、2013 年に竣工した 400TEU 積の「さがみ」型の2番船として計画され、IOTの技術を 活用した 24 時間主機を陸上から監視する「高度船舶安全管理システム」を搭載し、冷凍コンテナ は最大 82 本積載可能としている。新たに、山中造船独自の技術である「エラ型船型」を採用し、 造波抵抗を小さくすることで更なる省エネを実現しました。 19 日の山中造船での命名式後の祝賀会では、山中造船の浅海真一社長、誠洋汽船の渡部誠徳専務 からのあいさつ、伊予銀行の森岡研二常務執行役員による乾杯、阪神内燃機工業の木下和彦社長に よる万歳三唱など、盛況を呈しました。 24 日の神戸港初入港セレモニーでは、神戸市みなと総局みなと振興部の片山昌俊部長のあいさつ の後、片山部長からは楯が、阪神国際港湾株式会社の安川常務執行役員からは記念の陶板絵が、武 田船長へ贈られました。 また、マリンメイトから花束贈呈、神戸市から記念品として神戸ワイン の贈呈が行われるなどの歓迎を受けました。 当社は、省エネ船型や大型化による競争力強化を図り、国際コンテナ戦略港湾の地方港から国際コン テナ戦略港湾への集荷に貢献し、国内貨物(動脈・静脈)のモーダルシフトによる環境問題に貢献する ことを目指します。海上コンテナ輸送の拡大により、我が国物流のさらなる省エネ化、低コスト化、多 ルート化に寄与していく所存です。 <会社概要> 資本金 :95 百万円 事業内容:内航海運業 設立 :1973 年(昭和 48 年) 本社 :神戸市 社長 :井本隆之 売上 :88 億円(2015 年度)