福山通運/経常利益は前年比7・9%減(平成29年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成29年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 29年3月期第1四半期 62,795 0.0 2,846 △8.7 3,420 △7.9 2,923 17.3 28年3月期第1四半期 62,791 1.6 3,118 30.0 3,714 29.2 2,492 48.2 (注)包括利益 29年3月期第1四半期 439百万円 (△87.7%) 28年3月期第1四半期 3,584百万円 (27.7%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円高や新興国経済の下振れから企業収益は悪化し、個人消費 も名目賃金の伸び悩みから横ばいのまま推移するなど、依然として足踏み状態が続いてまいりました。 貨物自動車運送業界におきましては、国内貨物輸送量が景気動向を反映し、引き続き低水準で推移するなか、長 時間労働の抑制など労働環境の改善、安全対策や環境問題等の社会的責任に対する取り組みなどが山積し厳しい経 営環境下にありました。 このような状況のもと当社グループでは、全国ネットワーク網の拡充・整備を推し進めるなど、地域に根ざした 営業活動と輸送サービスの向上に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は627億95百万円(前年同四半期比0.0%増)、営業利益は28億46百万円(前年同四半期比 8.7%減)となり、経常利益は34億20百万円(前年同四半期比7.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29 億23百万円(前年同四半期比17.3%増)となりました。 これらをセグメント別に見た営業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、小口商業荷物の掘り起こしに努め、正確な計量・計測による適正運賃の収受に取り組 むとともに、顧客管理をはじめとする営業基盤の強化に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は551億99百万円(前年同四半期比0.1%増)、営業利益は27億55百万円(前年同四半期比 3.8%減)となりました。 流通加工事業におきましては、施設の拡充にあわせて新規顧客の開拓と既存のセンター運営の効率化に努めてま いりました。 以上の結果、売上高は28億98百万円(前年同四半期比2.2%増)、営業利益は1億35百万円(前年同四半期比 4.1%増)となりました。 国際事業におきましては、中国をはじめとするアジア新興国の経済減速の影響を受け、誠に厳しい事態が続いて おります。 以上の結果、売上高は13億51百万円(前年同四半期比11.8%減)、営業利益は47百万円(前年同四半期比59.3% 減)となりました。 その他事業におきましては、施設賃貸事業や商品販売事業が堅調な運びとなりました。 以上の結果、売上高は33億46百万円(前年同四半期比2.2%増)、営業利益は9億14百万円(前年同四半期比 0.6%増)となりました。 なお、5月31日、マレーシアに本社を置くシンガポール・タイ間でのクロスボーダー・トラック輸送に強みを持 つ物流企業 E.H.Utara Holdings Sdn.Bhd.ほか4社をグループ化いたしました。これにより、東南アジア域内での 一層の業容の拡大に努めてまいります。 (略)