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平成28年12月期  第２四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位・百万円　　

　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　経常利益　　　当期純利益

28年12月期第２四半期 4,751 △4.6 　△598 － 　△668 － 　△726 －

27年12月期第２四半期 4,980 △5.1　 △537 － 　△592 － 　147 －

（注）包括利益 28年12月期第２四半期 △735百万円 （－％） 27年12月期第２四半期 158百万円 （－％）

（略）

（１）経営成績に関する説明

当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は、大企業を中心に企業収益や雇用情勢の改善などで緩やかな回 復基調が窺えたものの、その一方では、円高の進行や為替の変動、中国経済の減速などにより、国内の消費マイン ドが冷え込むなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。 こうした状況の中、当社としては安全運航の徹底とともにお客様の減少傾向を止め、併せて経営の合理化の推進 を掲げて積極的な営業展開を図りました。その結果、比較的穏やかな気象・海象によって欠航便数が前年同期より も減少したものの、繁忙期であるゴールデン・ウイークに天候不順が続いたことなどが影響し、旅客輸送人員及び 自動車航送換算台数ともに前年同期を下回りました。一方、貨物重量トン数は佐渡島内の人口減少に伴う生活物資 輸送の減少等が影響し、前年同期を下回りました。 当第２四半期連結累計期間の売上高は4,751,687千円（前年同期比4.6％減）、営業損失は598,780千円（前年同 期は537,329千円の営業損失）、経常損失は668,186千円（前年同期は592,278千円の経常損失）、親会社株主に帰 属する四半期純損失は726,890千円（前年同期は147,544千円の親会社株主に帰属する四半期純利益）となりまし た。 セグメントの業績は次のとおりであります。なお、当社グループの売上高は事業の性質上、第３四半期に著しく 増加する傾向にあり季節的変動が顕著であります。

①海運

当第２四半期連結累計期間の旅客輸送人員は627,892人（前年同期比1.7％減）、自動車航送台数は乗用車換算で 87,854台（前年同期比1.1％減）、貨物輸送トン数は74,642トン（前年同期比8.0％減）となりました。 輸送実績は、繁忙期であるゴールデン・ウイークの天候不順、昨年就航した新造船効果の反動等で旅客輸送人員 が減少しました。また、佐渡島内の人口減少に伴う生活物資輸送の減少等により、貨物輸送及びトラック航送は前 年同期を下回りました。 以上の結果、売上高は3,217,452千円（前年同期比3.2％減）、セグメント損失（営業損失）は527,429千円（前 年同期は490,509千円のセグメント損失（営業損失））となりました。

②一般貨物自動車運送

佐渡島内の人口減少に伴う生活物資輸送の減少等で貨物取扱量が減少したことから、売上高は減少しました。 当第２四半期連結累計期間の売上高は738,621千円（前年同期比6.4％減）、セグメント損失（営業損失）は 5,407千円（前年同期は7,671千円のセグメント損失（営業損失））となりました。

③売店・飲食

当第２四半期連結累計期間の売上高は420,640千円（前年同期比15.3％減）、セグメント損失（営業損失）は 42,445千円（前年同期は37,493千円のセグメント損失（営業損失））となりました。

④観光

当第２四半期連結累計期間の売上高は277,118千円（前年同期比0.5％減）、セグメント損失（営業損失）は 45,429千円（前年同期は29,178千円のセグメント損失（営業損失））となりました。

⑤その他

当第２四半期連結累計期間の売上高は97,856千円（前年同期比7.2％増）、セグメント利益（営業利益）は1,784 千円（前年同期比75.7％減）となりました。

（略）