物流ニュース

平成29年３月期  第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位・百万円　　

　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　　経常利益　　当期純利益

29年３月期第１四半期 9,687 △1.2　 440 5.8 　　474 7.0 　　302 △1.0

28年３月期第１四半期 9,808 △0.4 　416 223.5　 443 208.9 　305 395.1

（注）包括利益 29年３月期第１四半期 264百万円 （△30.4％） 28年３月期第１四半期 380百万円 （122.6％）

（略）

(1）経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、欧州、中国をはじめとする海外経済の減速懸念が増す中、円 高・株安の進行などにより景気の停滞感が一段と強まりました。 運輸業界におきましても、国内輸送量は今期に入ってもなお減少傾向が続き、更にドライバー不足や長時間労働改 善への対応など厳しい状況で推移しました。 このような状況下、当社グループは、輸送品質の向上に努め、適正運賃の収受にもご理解をいただくとともに、営 業体制の強化、付加価値の高いトータル物流の推進により物量の確保に努めてまいりました。また、運行の見直し、 合理化等による輸送コストの削減にも継続して取り組んでまいりました。 その結果、当第１四半期連結累計期間の営業収益は９６億８千７百万円（前年同四半期比1.2％減）となり、営業 利益は４億４千万円（前年同四半期比5.8％増）、経常利益は４億７千４百万円（前年同四半期比7.0％増）となりま した。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は３億２百万円（前年同四半期比1.0％減）となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 貨物運送関連

貨物運送関連につきましては、運送需要の減少傾向が続き貨物取扱量が前年同期に比べやや減少し、営業収益は ９３億１千２百万円（前年同四半期比0.6％減）となりました。営業利益は、原油価格の下落に伴う燃油費の減少 などもあり４億１千１百万円（前年同四半期比10.2％増）となりました。

② 石油製品販売

石油製品販売につきましては、商品販売価格の下落及び販売量の減少等により営業収益は２億４千１百万円(前 年同四半期比21.6％減)となり、価格競争の激化等により営業損失は９百万円（前年同四半期は０百万円の営業損 失）となりました。

③ その他

その他につきましては、自動車用品販売、フォークリフト販売及び一般労働者派遣等を含んでおります。営業収 益は１億３千３百万円（前年同四半期比3.8％増）となり、営業利益は２千９百万円（前年同四半期比14.5％減） となりました。

（略）