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日本通運/カンボジア発複合輸送サービス「NEXSAO(ネックスサオ)-CAMBODIA(カンボジア)SAT(サット)」バベット地区発混載サービス取扱を開始

物流全般 2023.06.17

日通、カンボジア発複合輸送サービス「NEXSAO(ネックスサオ)-CAMBODIA(カンボジア)SAT(サット)」バベット地区発混載サービス取扱を開始

2016年8月1日

~同地区発日本向けで最速、8月第1週から東京・大阪向けにそれぞれ週一便~

 当社は、8月第1週から、カンボジア発日本向け複合輸送サービス「NEXSAO – CAMBODIA SAT」を充実させ、4つの経済特区を抱えるカンボジア・バベット地区発送貨物の取扱いを開始します。

【サービス開始の背景】

  • 従来、カンボジア発日本向けの海上混載輸送は、トラックを利用したシンガポール港経由、トラックまたは河川を利用したベトナム・ホーチミン港経由で行われておりましたが、港や国境で荷物を積み替える作業が必要でした。
  • 当社では、2014年に日系物流企業で初めて、カンボジア・ベトナム両国間を同一車両で通行できるベトナム政府の許可を取得し、国境・港での積替作業を行わないコンテナ貸切・陸海一貫輸送サービス「CAMBODIA-SAT」の販売を開始しました。
  • 2015年7月には、プノンペン発東京向けで、コンテナ一本に満たない貨物を積み合わせる混載サービスを開始、同年11月には大阪向けも開始しました。
  • 一方、カンボジアではベトナム国境に近いバベット(Bavet)地区に複数の経済特区が設置されており、同地区から日本向けの輸出ニーズが高まっていました。
  • 今回、バベット地区にサービスの拠点を設けることで従来に比べ最大3~5日の輸送日数短縮が可能となりました(当社比)。

【商品の概要と特徴】

  1. 航空便より安く、海上輸送(混載便)より早い輸送サービス
    トラック+海上輸送の場合でそれぞれ以下のような輸送日数とコストになります。

    ※コストは、カンボジアSATを1とした場合の比較

  2. 安心で高品質
    バベットでは自社契約施設ならではの高品質なサービスをご提供。
    ホーチミンまで自社トラックによる一貫輸送、積み替えによる荷物へのダメージを低減。
  3. 週一回の定期運行
    東京向け:毎週木曜日預かり、翌々週月曜日CFS搬入(11日間)
    ⇒従来サービスより3日短縮。
    大阪向け:毎週水曜日預かり、翌々週火曜日CFS搬入(13日間)
    ⇒従来サービスより5日短縮

 当社は、今後も多様化する物流ニーズにお応えすべく、様々なモードを組み合わせた新しい輸送商品をご用意し、「グローバルロジスティクス事業の更なる拡大」に努めます。

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