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凸版印刷/ウェアラブル端末など先端技術を活用し効率的なBPOソリューションを提供

物流システム 2023.06.17
凸版印刷、BPO事業の中核となる「BPOスクエア朝霞」の本格稼働を開始
~IoTやウェアラブル端末など先端技術を活用し効率的なBPOソリューションを提供~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、企業や自治体の事務局業務やコンタクトセンターなど、幅広い業務を代行するBPO(Business Process Outsourcing)事業を全国で展開しています。
 このたびBPO事業の中核を担う新拠点として整備を進めていた「BPOスクエア朝霞」(所在地:埼玉県新座市)が2016年7月27日より本格稼働を開始します。
 IoTやウェアラブル端末など先端技術の活用により、効率的なBPOソリューションを提供、従来の5割増となる一日で10万件の業務処理が可能となります。
 「BPOスクエア朝霞」は、すでに地方自治体が実施する健康増進事業の大型アウトソーシング業務の受託が決定しています。
 凸版印刷は、「BPOスクエア朝霞」での技術とノウハウを全国11拠点に展開するとともに、全国でこれまで以上にハイレベルなセキュリティと運用ノウハウが求められる業務への対応を強化していきます。
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<画像左:共連れを防止する回転ゲート> <写真右:ウェアラブル端末を装着した作業者>
■ 背景
 自治体や企業が個人情報を適切に管理しながら、問い合せや申込み受付などをより効率的に行うニーズがますます高まっています。医療・ヘルスケア、環境エネルギー、マイナンバー制度など様々な分野での社会的変化にともない、これらのアウトソーシング業務のニーズに対応するため、凸版印刷は朝霞工場内に「BPOスクエア朝霞」を稼働。申込用紙や電話、タブレット端末など、あらゆるチャネルから集まる情報をハイセキュリティ環境のもとで一元管理し、高効率で拡張性の高いBPOソリューションを提供します。
 2016年1月にコールセンター機能を先行稼働させ、このたびバックオフィス業務、開発業務、拡張スペース、ユーティリティスペースの各機能も稼働を開始し、本格的な操業開始となりました。
 
■ 「BPOスクエア朝霞」の特長
「BPOスクエア朝霞」は、業務設計、コンタクトセンター、事務センター、システム開発、品質管理などBPO事業のあらゆる機能をもつ統合拠点です。
 
1) ICTを活用した、スマートオペレーション
・審査業務の判断プロセスをシステム的に支援する、業務分析のルールエンジンを導入、効率的なオペレーションが可能です。
・さらにウェアラブル端末による作業支援システムの検証を進め、2017年度中に500台の導入を予定しています。作業者がウェアラブル端末を装着し、画面の作業指示にそって作業することにより、作業習得の時間を約30%削減するとともに、業務の標準化を実現します。
2)高いセキュリティ性 
・出入口に回転ゲートを設置し、複数人で同時に入室する「共連れ」を防止するなど、これまで以上にセキュリティ性が求められる業務にも対応が可能です。
3)高効率で拡張性の高い業務スペース
・業務拡張スペースを確保することにより、大規模案件や業務量の変動にも柔軟に対応が可能です。
 
■ 「BPOスクエア朝霞」 概要
・名称: BPOスクエア朝霞
・所在地: 埼玉県新座市野火止7丁目21-33
・建物: 地上7階建
・機能: コンタクトセンター、事務センター、データ運用センター、ロジスティクスセンター、DMセンター、システム開発
 
■ 今後の目標
 凸版印刷では、「BPOスクエア朝霞」をモデルに全国のBPO拠点の拡張を進め、課題抽出から業務分析、運用まで一貫したBPOソリューションを全国規模で展開します。
 さらにベトナムIT大手FPTコーポレーションとの協業によりIoTやビッグデータを活用するBPOサービスの開発をより効率的に進め、さらなる事業拡大を図ります。
 これにより凸版印刷はBPO関連事業で2020年度に1200億円の売上を目指します。
* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
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