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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ/兵庫県でマルチテナント型物流施設「GLP神戸西2」を開発

物流不動産・施設 2023.06.17
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ
兵庫県でマルチテナント型物流施設「GLP神戸西II」を開発

先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「GLP」))は兵庫県神戸市西区の「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内で延床面積約71,000㎡のマルチテナント型の物流施設「GLP神戸西II」の開発を行うことをお知らせします。同パーク内での開発はBTS型物流施設として満床稼働している「GLP神戸西」(2015年1月竣工)に続く2棟目となります。「GLP神戸西II」は、2016年10月に着工予定、2017年末に竣工予定で総開発コストは約105億円です。

 「GLP神戸西II」は神戸市内へのアクセスが約30分とエリア配送に最適の立地のうえ、山陽自動車道「神戸西IC」至近で、中国・四国地方までを網羅する広域配送向け物流拠点としても活用出来ます。周辺には自動車関連などの一般機械、医薬品などの工場が多く立地し、これらの企業からのさまざまな物流ニーズが見込まれるエリアです。また、近隣に10か所以上の住宅団地があることから物流施設の課題とも言える労働力確保の観点からも好立地と言えます。

地上4階建ての「GLP神戸西II」は、1階、3階に高床バースを設置し、1・2階と3・4階の2層使いを想定し設計されています。GLPの新たな取り組みとして、通常各階1.5トンとしている積載荷重を、3・4階についてはテナント企業の要望を反映し、合計3トンを配分できるように設計し、入居テナントの物流オペレーションによってレイアウトを柔軟に設定できる仕組みを採用しました。加えて、将来の物流システム自動化に備え、自動ラック設置に伴う重荷重の対応や、コンベヤ等の搬送設備の吊荷重にも柔軟に対応出来るようになっています。また、1階は両面バースを備えたコアフリーの大空間を提供できるため、大型食品流通などの業種を想定しており、エレベーター、垂直搬送機は入居企業の要望に沿って設置、冷凍冷蔵向けの床加工を一部に施すほか、食品コンテナ、パレットなどの洗浄に対応出来るよう排水、排気等にも対応する予定です。

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「GLP神戸西II」外観完成イメージ

 

また、液状化が無い堅固な地盤のうえ、土砂災害・河川浸水災害・津波被害などのリスクもない立地であることから、阪神湾岸等が被災した際の災害地支援の前線基地としての機能を持たせることを予定しています。地震統合防災システムを導入することにより緊急地震速報に対応すると同時に4階の休憩室を基地として利用することを想定し、備蓄品、複合機を準備、パソコンなどの使用が出来るように無線LANネットワークの配線を設定します。

GLPの代表取締役社長の帖佐 義之は、「『GLP神戸西II』はエリア特性と業種ごとの多様なニーズに合わせ、物流不動産を専業とするGLPが有するノウハウと経験を駆使した施設で、入居されるテナント企業がそれぞれの物流ソリューションに即したフロアプランを展開することが可能です。また、阪神湾岸全体としてのBCPプランを念頭に有事の際の災害前線基地としての役割を担います。今後も入居される企業のBCP対策を含め、さまざまなニーズに応える物流オペレーションを提案して参ります」と述べています。

「GLP神戸西II」の開発は、GLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーI」による開発物件となります。GLPは、「GLP神戸西II」を含め、関西エリアでは全部で25棟、兵庫県下では11棟の物流施設を開発・運営しています。

 

<添付資料>
■ 施設概要

施設名:GLP神戸西II
所在地:兵庫県神戸市西区見津が丘
敷地面積:約34,000㎡
延床面積:約71,000㎡
構造:鉄骨造
着工:2016年10月(予定)
竣工:2017年末(予定)

 

広域地図                       詳細地図
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■ 開発予定地
「GLP神戸西II」は神戸市内へのアクセスが約30分とエリア配送に最適の立地のうえ、山陽自動車道「神戸西IC」至近で、岡山、四国までを網羅する広域配送向け物流拠点としても活用出来ます。周辺には自動車関連などの一般機械、医薬品などの工場が多く立地し、これらの企業からのさまざまな物流ニーズが見込まれるエリアです。

■ 施設の特徴
地上4階建ての「GLP神戸西II」は、1階、3階に高床バースを設置し、1・2階と3・4階の2層使いを想定し設計。GLPの新たな取り組みとして、通常各階1.5トンとしている積載荷重を、3・4階についてはテナント企業の要望を反映し、合計3トンを配分できるように設計し、入居テナントの物流オペレーションによってレイアウトを柔軟に設定できる仕組みを採用。将来の物流システム自動化に備え、自動ラック設置に伴う重荷重の後対応や、コンベヤ等の搬送設備の吊荷重にも柔軟に対応可能。また、1階は両面バースを備えたコアフリーの大空間を提供できるため、大型食品流通などの業種を想定しており、エレベーター、垂直搬送機は入居企業の要望に沿って設置、冷凍冷蔵向けの床加工を一部に施すほか、食品コンテナ、パレットなどの洗浄に対応出来るよう排水、排気等も装備する予定。

 

以上


グローバル・ロジスティック・プロパティーズについてhttp://www.glprop.com/(link is external)
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド (GLP) は先進的物流施設のグローバルリーディングプロバイダーです。GLPグループは、中国、日本、ブラジル、米国で国内消費を支える5,200万㎡(5億5,900万平方フィート)規模の物流施設ポートフォリオを運営しています。GLPの4,000社もの顧客には世界の主要な製造、小売り、3PL会社などを含みます。ファンド運用ビジネスは、GLPの重要な成長の柱であり、持続的な長期的成長のための潤沢な資本を提供すると同時にGLPの投下資本のリターンを強化しています。2016年3月31日時点のGLPの総資産は360億米ドルです。
なお、GLPはシンガポール証券取引所のメインボードに上場しています(株式コード: MC0.SI;Reuters ticker: GLPL.SI; Bloomberg ticker: GLP SP)。

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社について(http://www.glprop.co.jp/
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社は、2009年3月に設立されたGLPの日本法人です。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、94物件・総延床面積約450万平方メートルの物流施設を運営しており(2016年3月31日現在)、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。

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