日本通運/舞鶴発・ウラジオストク向け小量貨物の海上輸送を7~10日短縮 物流全般 2023.06.17 日通、舞鶴発・ウラジオストク向け小量貨物の海上輸送を7~10日短縮 2016年6月23日 当社は、舞鶴港からウラジオストク向けの輸送日数をこれまでより7~10日短縮する、海上混載輸送サービスを、2016年7月1日から開始します。 【サービス内容】 舞鶴港から、鳥取県・境港、韓国・東海(ドンへ)港を経由し、ウラジオストクまでコンテナの積み替え無く直行。 舞鶴CFS(※)での荷物引受け締切りは、毎週金曜日午前中、ウラジオストクでは最短で翌週金曜日から荷物の引取りが可能。 ラベル貼りなどの流通加工や、着地での通関、国内配送手配にも対応。 これまで、ウラジオストク向け少量貨物の輸送は、主に次の3パターンがありましたが、それぞれ以下の様な問題がありました。 輸送手段 メリット デメリット 新サービスとの比較 (1)航空輸送 ・輸送日数が短い(成田空港~ウラジオストク空港 2~3日間)(関西空港~ウラジオストク空港 4~5日間) ・コストが高い 海上輸送コストは航空運賃の1/5程度(当社試算) (2)日本各港から釜山経由で会場混載サービスを利用 ・コストが安い ・輸送日数が長い(日本各港CFS搬入~ウラジオストク引取りまで最短2週間) ・舞鶴港CFS搬入~ウラジオストク引取りまで7~10日短縮 (3)コンテナ1基を借り切る ・新サービスと同等の輸送日数 ・コストが高い(荷物が少ないため、運賃が割高になる) ・荷物量により運賃が決まる(容積あたりの金額で、物量に比例した運賃設定) 【スケジュール】 ○リードタイムは CFS/CFSで6日、持込みから引取りまで最短で7日です。 【住所・連絡先】 舞鶴CFS:京都府舞鶴市下安久1040番地 ウラジオストクCFS: Vladivostok Morskoi Terminal(フェリーターミナル)内CFS ※ CFS: コンテナフレートステーションの略。輸出される貨物の荷受け、行き先別の仕分け、コンテナ詰めをしたり、輸入された混載貨物を仕分けて配送したりするまでの手続きや作業が行われる。(日経文庫『ロジスティクス用語辞典』より) 当社では、今後も世界42ヵ国、611拠点にひろがるグローバルネットワークを活用し、お客様のニーズに合わせた様々な輸送サービスと輸送モードをご提案し、お客様のグローバル展開を物流面から支えてまいります。