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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ/茨城県でマルチテナント型物流施設「GLP五霞」を開発

物流不動産・施設 2023.06.17
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ
茨城県でマルチテナント型物流施設「GLP五霞」を開発

先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「GLP」))は茨城県猿島郡五霞町で延床面積約140,000㎡のマルチテナント型の物流施設「GLP五霞」の開発を行うことをお知らせします。2017年5月に着工予定、2018年10月に竣工予定、総開発コストは約230億円です。GLPの茨城県下における初の開発プロジェクトとなります。

 「GLP五霞」は物流の大動脈である圏央道の「五霞IC」と首都圏と北関東を結ぶ新4号国道に隣接、関東および東日本の広域配送向け物流拠点として活用出来ます。周辺の埼玉県北東部、茨城県西部、栃木県南部などには食品や飲料、日用雑貨、化学工業品、建材、自動車関連の拠点が多く立地し、これらの企業からのさまざまな物流ニーズが見込まれるエリアです。

地上3階建ての「GLP五霞」は、ダブルランプウェイを設置することにより、各階への直接アクセスが可能なうえ、賃貸物流施設としては最大級のワンフロア面積を有し、1階は約43,000㎡、2・3階は約39,000㎡と大規模かつ効率的なワンフロアオペレーションが可能です。また、1階は両面バースで、様々なテナント業種を考慮し、低床バースエリアと高床バースエリアを設け、低床バース部分には14mの大型庇を設置し、長尺の重量物に対応するとともに、2.5トンフォークリフト対応、床荷重は1㎡あたり2トンとしています。一方、高床エリアでは、冷凍冷蔵品向け電力を想定し、予備電源を多く確保しています。また、各階の天井高は6.0mで3階は6.0~7.8mとレイアウトの自由度が高い設計となっています。さらに、働く人々の環境にも配慮し、カフェテリアを備えるほか、広域なエリアからの自動車通勤者向けに約600台の駐車スペースを確保する予定です。

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「GLP五霞」外観完成イメージ

GLP新たな取り組みとして、BCP対策の一環に「GLP五霞」を燃料備蓄基地として活用することを計画しています。災害時の燃料確保は業種を問わず企業にとっての優先課題ですが、日頃から備えをするには備蓄場所の確保や燃料のメンテナンスが発生します。GLPでは、石油関連事業を展開するシューワ株式会社(本社所在地:大阪府堺市、代表取締役:矢野 秀和(以下「シューワ」))と業務委託契約を締結し、1)「GLP五霞」を燃料備蓄基地として活用し、災害時に入居企業および近隣のGLPの施設への燃料提供、2)「GLP五霞」内にトラック用ガソリンスタンドを設置し、入居企業向けに軽油の販売を実施することで、入居企業の利便性の向上を図ります。その他BCP対策としては、近隣地域向けに非常時に2・3階の車路を開放し、約1,500人の住民を収容できる避難場所とすることも検討しています。

GLPの代表取締役社長の帖佐 義之は、「GLPが茨城県内に初めて建設する『GLP五霞』は今までにない大規模なワンフロア・スペースを提供し、東北から関東一円の物流ニーズを取り込むダイナミックな物流施設となります。今までの経験と実績から企業の物流ニーズを細かに分析し、細分化した業種ごとのニーズそれぞれに沿うようなフレキシビリティの高い施設設計をしています。またBCP対策でも既存の枠にとらわれず、他業種との連携による新たな仕組みを構築しました。今後もBCP対策に限らず企業が必要とする革新的な物流ソリューションを提案して参ります」と述べています。

「GLP五霞」の開発は、GLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による開発物件となります。GLPは、近隣の埼玉県下に17棟、千葉県下に23棟の物流施設を開発・運営していますが、茨城県では初めての施設となります。

 

<添付資料>

■ 施設概要
施設名:GLP五霞
所在地:茨城県猿島郡五霞町
敷地面積:約85,000㎡
延床面積:約140,000㎡
構造:鉄骨造
着工:2017年5月(予定)
竣工:2018年10月(予定)

広域地図                        詳細地図

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■ 開発予定地
物流の大動脈である圏央道の「五霞IC」と首都圏と北関東を結ぶ新4号国道に隣接、関東および東日本の広域配送向け物流拠点として活用が可能。周辺の埼玉県北東部、茨城県西部、栃木県南部などには食品や飲料、日用雑貨、化学工業品、建材、自動車関連の拠点が多く立地し、これらの企業からのさまざまな物流ニーズが見込まれるエリアです。

■ 施設の特徴
地上3階建ての「GLP五霞」は、ダブルランプウェイを設置することにより、各階への直接アクセスが可能なうえ、賃貸物流施設としては最大級のワンフロア面積を有し、1階は約43,000㎡、2・3階は約39,000㎡と大規模かつ効率的なワンフロアオペレーションが可能。また、1階は両面バースで、様々なテナント業種を考慮し、低床バースエリアと高床バースエリアを設け、低床バース部分には大型の庇を設置し、長尺の重量物に対応するとともに、床荷重は1㎡あたり2トン、2.5トンフォークリフト対応可能。一方、高床エリアでは、冷凍冷蔵品向け電力を想定し、予備電源を多く確保。また、各階の天井高は6.0mで3階は6.0~7.8mとレイアウトの自由度が高い設計となっている。

 

以上


グローバル・ロジスティック・プロパティーズについてhttp://www.glprop.com/(link is external)
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド (GLP) は先進的物流施設のグローバルリーディングプロバイダーです。GLPグループは、中国、日本、ブラジル、米国で国内消費を支える5,200万㎡(5億5,900万平方フィート)規模の物流施設ポートフォリオを運営しています。GLPの4,000社もの顧客には世界の主要な製造、小売り、3PL会社などを含みます。ファンド運用ビジネスは、GLPの重要な成長の柱であり、持続的な長期的成長のための潤沢な資本を提供すると同時にGLPの投下資本のリターンを強化しています。2016年3月31日時点のGLPの総資産は360億米ドルです。
なお、GLPはシンガポール証券取引所のメインボードに上場しています(株式コード: MC0.SI;Reuters ticker: GLPL.SI; Bloomberg ticker: GLP SP)。

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社について(http://www.glprop.co.jp/
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社は、2009年3月に設立されたGLPの日本法人です。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、97物件・総延床面積約450万平方メートルの物流施設を運営しており(2016年3月31日現在)、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。

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