シーアールイー/経常利益は前年比85・3%減(平成28年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成28年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 28年7月期第3四半期 11,649 △41.6 517 △78.1 333 △85.3 64 △95.9 27年7月期第3四半期 19,942 - 2,362 - 2,266 - 1,589 - (注)包括利益 28年7月期第3四半期 64百万円 (△95.9%) 27年7月期第3四半期 1,589百万円 (-%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済対策や日本銀行の継続的な金融政策等を背景 に、企業収益や雇用情勢に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国を始 めとするアジア新興国や資源国の経済減速、欧州・中東での地政学的リスク等から依然として先行き不透明な状況 が続いております。 物流不動産の賃貸管理や開発、アセットマネジメントを中心に、事業系不動産に関するサービス全般を事業領域 とする当社グループ事業におきましては、電子商取引市場の拡大から荷主企業のロジスティクス戦略が高度化し、 多頻度小口輸送等に対応できる機能性の高い物流施設の需要が堅調に続いております。大型物流施設の新規供給面 積は増加傾向にありますが、3PLやインターネット通販等が需要面での成長ドライバーとなっていることから、 物流不動産市場は引き続き活性化しており物流施設を投資対象とするJ-REITも増えております。 このような事業環境のもと、不動産管理事業では、平成27年10月末に管理面積の総計が100万坪を超えた以降 も、高稼働を維持しつつ更なる管理面積の純増を目指してまいりました。これにより、マスターリースやプロパテ ィマネジメントを中心とした安定収益を順調に積み上げております。物流投資事業では、今期中の竣工・売却を見 込んでいる「ロジスクエア久喜」及び「ロジスクエア羽生」の建設が順調に進捗している他、来期竣工予定である 開発プロジェクトにつきましても順次着工しております 。アセットマネジメント事業では、受託資産残高の成長に 向けた取組みを実施しており、アセットマネジメントフィー等のフィー収入が安定収益の上積みに寄与しておりま す。 また、平成27年10月には、株式会社エンバイオ・ホールディングスと資本業務提携契約を締結いたしました。土 壌汚染地の浄化再生を通じ双方のノウハウを共有し協業する中で、新たな収益機会を創出してまいります。さら に、シンガポール現地法人であるCRE Asia Pte.Ltd.のアジア圏における事業展開や、物流特化型REITの上場に向 けた準備にも注力しております。 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高11,649,388千円(前年同期比41.6%減)、営業利益 517,153千円(前年同期比78.1%減)、経常利益333,033千円(前年同期比85.3%減)、親会社株主に帰属する四半 期純利益64,650千円(前年同期比95.9%減)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 <不動産管理事業> 不動産管理事業につきましては、マスターリース物件が前期に引き続き高い稼働率を維持したこと、プロパティ マネジメントの管理面積が堅調に推移したことから、安定的に収益が計上されました。 一方、物流投資事業が手掛 ける開発物件のリーシング活動を、建設に併せて進めているところであり、当期は当該リーシングフィーの獲得を 第4四半期に見込んでおります。その結果、売上高は11,454,769千円(前年同期比3.3%減)、営業利益は 1,057,810千円(前年同期比16.5%減)となりました。 <物流投資事業> 物流投資事業につきましては、当連結会計年度に竣工予定の開発物件「ロジスクエア久喜」及び「ロジスクエア 羽生」の建設を進めているところであり、売上高は3,765千円(前年同期は7,889,515千円の売上高)、営業損失は 102,586千円(前年同期は1,391,156千円の営業利益)となりました。 <アセットマネジメント事業> アセットマネジメント事業につきましては、アセットマネジメントフィーが堅調に推移したほか、信託受益権売 買の媒介手数料収入等を計上した結果、売上高は219,047千円(前年同期比36.3%減)、営業利益は92,902千円 (前年同期比44.5%減)となりました。 <その他の事業> その他の事業につきましては、重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (略)