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大王製紙/愛媛・川之江工場に最新鋭の家庭紙生産設備新設で約210億円投資

SCM・製造拠点 2023.06.17

川之江工場 家庭紙生産設備の新設計画について

 当社は、家庭紙製品のトップブランドメーカーとして、市場及び顧客のニーズに対応し、ローションティシュー等の高付加価値品を含む家庭紙製品の安定供給体制を強化するために、最新鋭の家庭紙生産設備の新設を計画しております。本件については、本年9月に開催される当社取締役会において承認を受ける予定ですが、本件が正式に承認された場合、現在策定中の第3次中期事業計画(対象年度:平成30年度から平成32年度までの3か年)の一部となる見込みです。

 計画では、設備設置場所は、現在休止中の川之江工場(愛媛県四国中央市)とし、月産能力は約4,500トン、設備投資額は約210億円、稼動時期は平成30年度中を想定しております。

 川之江工場は、世界最大級の純臨海工場である三島工場に隣接しており、三島工場から供給されるコスト競争力の高いパルプ・エネルギーを使用します。従って、川之江工場は、高い品質とコスト競争力を有する最新鋭の家庭紙生産工場となります。

 また、国内洋紙需要が減少する中、川之江工場で家庭紙製品を生産することで、洋紙の主力工場である三島工場の構造転換を推進するとともに、地元(愛媛県、四国中央市)経済の活性化に貢献してまいります。

 なお、本件に関する資金は借入金等による調達を計画しておりますが、当社が第2次中期事業計画で公表しております経営目標に変更はありません。

≪本計画の概要≫
 生産品種:ティシュー、トイレットロール、キッチンペーパー等
 生産能力:月産約4,500トン
 設備投資額:約210億円
 設置場所:当社川之江工場(愛媛県四国中央市)
 営業運転開始:平成30年度中

以上

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