物流ニュース

2016.05.23

ジャパン マリンユナイテッド株式会社（本社：東京都港区、社長：三島 愼次郎）は、5月23日（月）、呉事業所（広島県呉市）にて建造していたMOKUREN SHIP HOLDING S.A.（モクレン　シップ　ホールディング　エスエー）向け14,000TEU型省エネコンテナ船 “NYK IBIS（エヌワイケー　アイビス）”を引き渡しました。
　
本船は、ホールド内18列×11段、デッキ上20列×9段のコンテナを積載する事ができます。JFEスチール株式会社殿と共同開発した極厚高張力鋼「YP460」を採用するなどして、コンテナ積載能力を極限まで高めることで、高効率の輸送能力を実現しました。

また、当社独自の省エネ装置であるSURF-BULB、A.L.V.FINなどの採用で高い省エネルギー性能を発揮し、EEDI(エネルギー効率設計指標)Phase3の基準を大幅に下回る数値となっています。主機関には高効率の電子制御エンジンを搭載しており、幅広い速力域で低燃費性能を発揮し、フレキシブルな運航を実現しております。

【本船概要】
主要寸法 　　　　：全長約364m x 幅50.60m x 深さ29.50m x 夏季満載喫水15.79m
載貨重量　　　　 ：139,335トン
総トン数 　　　　　：144,285
主機関 　　　　　 ：DU-WÄRTSILÄ W9X82
航海速力 　　　　：22.5ノット
定員 　　　　　　　：30名
船級 　　　　　　　：NK
船籍 　　　　　　　：パナマ