エヌ・ティ・ティ・ロジスコ/「物流センタ改善報告会」を開催 物流不動産・施設 2023.06.17 「物流センタ改善報告会」を開催しました 株式会社エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(代表取締役社長:安部德行、本社:東京都大田区、以下「NTTロジスコ」)は、4月27~28日に「物流センタ改善報告会」を開催いたしました。 NTTロジスコグループでは、サービス品質・生産性向上のため、日頃からTPS(トヨタ生産方式)の手法をベースとした2S・改善活動や日次収支管理、レイバーコントロール等の徹底に取り組んでおり、活動の成果を年に2回報告しております。今回は全国の物流センタ等から選抜された19チームが参加しました。 «上位3チームの改善の概要» 順位 部署 改善概要 業界・取扱品 1位 平和島物流センタ データロガー端末の導入による入荷検品の精度向上、作業手順書やチェックシートのブラッシュアップ(起きたミスを次に起こさないようにする確認の仕組み)、訓練道場の活用(全ての作業手順書の一覧掲示や実際の商品外箱を使用した表示項目の確認等)による品質向上入荷情報の前倒し取得によるレイバーコントロールの強化や配車業務の一部システム化などによる効率化・生産性向上 IT機器 2位 千葉物流センタ 向け先毎に違う梱包仕様や表示項目をひと目で確認できるよう出荷指示書を当社オリジナルのものへ統一したり、新たな向け先が追加になった際に誰でも対応できるよう作業手順書を整備したことによる品質向上倉庫内と事務作業で分断されていた業務の一部統合によるトータルの作業時間短縮、荷量波動に合わせた人員体制が取れる仕組みづくり等による生産性向上 精密機器 3位 埼玉物流センタ メザニン上でも、従来の平置きではなくネステナを使用して段積み保管することにより保管効率・作業効率が向上(それを実現させるため①荷役機器が使用できるようネステナ1段目のパレットの置き方を工夫、②ネステナ2段目に落下防止のための金網取り付け、③ネステナそのものの落下を防ぐためオリジナルで耐震治具を開発)メザニン上に保管できる荷量が増えたことにより、新たな業務を実施できるスペースを創出 通信機器 今回評価された改善手法を全社に水平展開していくとともに、TPSの手法をベースとした2S・改善活動をLGPS(Logisco Production System)として進化・定着させ、改善活動をさらに推進していくことで、今後もお客様にローコスト・高品質なサービスを提供してまいります。