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日本通運/2015年度の内航海上輸送サービス取扱い実績は12フィートコンテナ数で前年比4・7%減

物流全般 2023.06.17

2015年度の内航海上輸送サービス取扱い実績について

2016年4月25日

 当社は、2015年度の内航海上輸送サービス取扱い実績をとりまとめました。

  実績 前同 対前同
12フィートコンテナ数 164,585個 172,782個 ▲4.7%
トレーラ台数 54,927台 54,510台 0.7%
12フィートコンテナ換算個数 329,366個 336,312個 ▲2.1%

※トレーラ1台でコンテナ3個換算

◇概 況

  • 全体【積載率 89.7%(前年93.6%)】
     2015年度は、航路再編を実施し、効率運航とモーダルシフトを意識した寄港地変更での運航サービスを展開いたしました。【高松の寄港休止、松山の寄港回数増(1回⇒2回)、岩国の寄港回数減(3回⇒2回)、釧路の寄港回数増(1回⇒2回)、東京~大阪間の取扱強化】
     荷動きは、飲料メーカーを中心に特に上期は好調に推移しておりましたが、下期以降は一転して出荷調整・在庫過多による鈍い状況が続いております。北海道からの農産物はイモ・玉葱・砂糖の主要輸送品目については作柄よく下期はほぼ順調に推移しました。しかし消費財を中心に両航路ともに下期以降につきましては、国内物流の鈍化に伴う影響を受け、航路全体で90%を下回る内容で2015年度を終了しました。
     輸送モード別では、当社内航海上輸送は「トレーラ扱い」「コンテナ扱い」2つの輸送モードで対応しております。「トレーラ扱い」については、年々トレーラ化が進み微増でありますが対前年増となっております。一方「コンテナ扱い」においては、東京~苫小牧間で原料用アルコールの20Fタンクコンテナラウンド輸送がお客様都合により取扱いがなくなった影響(対前年4,344個減)が大きく、5%程度落ち込んだ要因となりました。
     今年度も経済状況の好転が早々に見込めない環境下で推移していくものと思われますが、モーダルシフトの追い風を全国で展開していくことが重要であると考えており、お客様への総合提案での拡販につなげてまいります。
  • 航路別実績
    1. 「北海道~東京~大阪航路」【航路積載率 89.2%】
    2. 「東京~九州・瀬戸内航路」 【航路積載率 90.4%】

◇2016年度内航海上輸送目標個数 :337,600個(対前年+2.5%)

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